定例ミーティング

古川陽介君(制御機械工学専攻1年生)から、北海道の学会のお土産「白と黒の恋人」をいただきながらミーティングをしました。レスコンの黒チームが本番さながらに審判を置いて、3体のマシンを協働させガレキ除去、ダミヤン救助のデモンストレーションを行いました。

高木先生からのメッセージ。

レスコンのデモンストレーションは、今まで4年間やってきた中で、今の時期で一番スムースに動いていると思います。とてもいいですね。

競技会では、あれもこれもやりたいと考えたら、勝てません。どんな競技会でも、自分が理想とするロボットを作る人は多いです。しかし、大会ではいいロボットが優勝するわけではありません。最高の機構・理想のロボットを目指したら、たいがい優勝できません。なぜかというと、ピーキーなロボットは性能に起伏があって、安定動作ができないからです。勝利を目指すのであれば、確実に動くロボットを作って、安定したレベルで動かすことです。

そのためには、完成したマシンを何度も練習で動かし、性能を分析することが大切です。チェック表をつくって、トラブルが起きたところが一目で分かるようにしましょう。そうすれば、どこの動作に時間が掛かるのか、トラブルが起きやすい場所などマシンの弱点が判ります。

その表を元に、トラブル回避の対策を立てましょう。今から、特別な機構を追加するのではなく、弱点を回避する方法・補強のアイデアを見つけていくことが大切です。

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