2009年11月21日 マイコンカーラリーオープンセミナー(画像処理 実用編)

レポート

今回のオープンセミナーは、画像処理を用いてマイコンカーラリーを走行させることをテーマに実施しました。従来は、マイコンカーが白のラインを光センサーで感知して走行しています。それをカメラを使い、周囲の状況を把握して走行させます。

今年度は、既に画像処理をテーマに2回オープンセミナーを基礎編として開催しました。今回は、基礎を踏まえた実用編となります。内容は、走行データをRAMに蓄積(ロギング)し、そのデータの解析から脱輪せずにコースを走行する手段の獲得に主眼をおきました。

画像処理基礎編を受講された方を対象としたため、参加者は7名と少なかったのですが充実したセミナーになりました。

講師を勤めていただいた溝上洋三先生(X線技術研究所)からは、「画像処理による走行は、まだ参加者が少ないのが現状です。今後、啓蒙活動に力をいれ参加者を増やしたい」と、コメントがありました。

現在、マイコンカーラリー大会で画像処理部門を設けているのは、「電通大杯」だけです。第3回電通大杯は、来年2月6日(土)に開催します。新しい技術チャレンジに多くの参加を期待しています。また、画像処理のMCRを見ることで、チャレンジする意欲を持って欲しいと思います。

スナップ写真

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受講生からの感想

  • 基礎編と実用編を受けたので、一連の流れが分かったのが良かった
  • 基礎編にない便利な機能があって助かった
  • ログを表示するため、視覚的に分かりやすかった
  • まだ分からないところもあるが、この機会にもっと自分で理解を深めたい