第4回電通大杯 マイコンカーラリー 懇親会

大会終了後、参加者の親睦と技術交流の場として懇親会を企画しました。参加者や引率の先生、高校生達と多くの方にご参加いただきました。

懇親会の料理は、自由工房メンバーが用意をしたものです。富田信君(電子機械工学科2年)の司会と、林雄一さんの挨拶で懇親会が賑やかに始まりました。

昨年までは、懇親会の場でも先生方、学生、高校生とグループ同士で固まってしまう傾向がありました。今回は、学生達が事前に「貴重な機会だから、積極的に交流を持とう」と話し合ったため、積極的に先生方に話を伺いに行ったり、高校生に親しく話しかけたりしていました。

大会に出場したメンバーは、ルネサスマイコンカーラリー競技大会で3位入賞・ベストタイム賞受賞の徳永弦久氏ら全国トップレベルの技術者にマシンを見ていただき、多くのアドバイスをいただきました。

会場後方に用意したミニコースでは、鹿島健吾君(電子機械工学科1年)が1年かけて製作した4WS(4輪操舵)マシン「真空圧リキシン」の走行に注目が集まりました。食事を楽しみながら、懇親会の主目的である技術交流を存分に堪能できました。

鹿島健吾君(電子機械工学科1年)の「真空圧リキシン」

感想

増田健剛君(電子工学科3年)

競技会後の懇親会で、先生方にたくさんのアドバイスを頂きました。まずはご指摘いただいた下記の点を改善していきたいと思います。

  • ボディの上にスポンジを介して装着した基板ががたついているのをガッチリ固定する。
  • 後輪のギアボックスがハの字になって着いているので平行に装着する。
  • デジタルサーボは重いのでアナログサーボに交換する。
  • センササームの付け根(今は樹脂製の蝶番)をバネ鋼に変更する。
  • 車体の重量バランスが後ろよりなので50:50になるように考える。
  • 前輪のギヤボックスの受け板が、明らかに左右対称ではない。目視でバレるほど。
  • 物理も電気も理論をしっかり考えながら作る。

林 雄一さん(技術講師)

大会後の懇親会では、お世話になっている溝上氏ともお酒を飲みながら、楽しくお話させていただきました。画像処理以外の制御のお話もでき盛り上がりました。

スナップ