「ルネサスマイコンカーラリー競技会&技術交流会」レポート

2017年8月5日、東京都豊洲にあるルネサスエレクトロニクス株式会社のビルで開催されたルネサスマイコンカーラリー競技会&技術交流会に自由工房から3名が参加しました。ベーシック部門に出場した高橋 陸君(電子機械工学科2年)が優勝、アドバンストに出場した三村祐希也君(電子機械工学科3年)が特別賞を授賞しました。

 

メンバー感想

三村祐希也(電子機械工学科3年)

アドバンストに出場し、記録14秒97で、特別賞の滝田賞をいただきました。

今回、大会に参加するにあたって準備したことは、露光時間の自動調整とそれによる低速域(平均2.8~3.5m/s)での安定性向上です。この準備を行った結果、低速域での完走が安定しました。

大会ではまず低速域でタイムを残し、そこから徐々に速度を上げていくようにしました。タイムが残ることで余裕をもって調整ができましたが、現在だせる最高設定では完走できませんでした。次回は、最高設定でも完走できるようにプログラムを調整したいです。

技術交流会では、「低速で安定して走れるならコース記憶をしてみてはどうか」とアドバイスをいただきました。

コース記憶は、速度の向上に用いるといったイメージが強かったのですが、走行の安定性を高めるためにも使えると教えていただきました。

次回大会に向けて、走行プログラム自体の調整と、コース記憶による補助の両方に取り組んでいきます。

高橋 陸(電子機械工学科2年)

私は、ベーシック部門に出場し、コースを完走できました。コースの全長は,約54mで、私のベストタイムは30.72秒でした。平均速度は1.76m/sです。私は、予選タイム3位で決勝トーナメントに出場することができ、決勝トーナメントで優勝しました。優勝できた理由が予選タイム1位の人がコースアウトしたためなので、次回は自分の実力で勝ちたいです。

技術交流会では、マシンの重量についてやカーブのブレーキのプログラムの良いやり方を教えてもらうことができました。

次は、軽量化してスピードの向上を目指してメインシャーシをカーボンにして、マシンを再設計したいです。次の大会の目標は、ベーシック部門で大会ベストタイムです。

上間昇吾(電気電子工学科1年)

大会で、完走できませんでした。私ができたことはモーターの稼働率を変えることと基板のはんだ付けだけでした。理由はC言語を知らないからです。技術交流会で聞いたことを参考に遅くてもいいので時間内に完走できるプログラムを作れるようにがんばります。いろいなことを聞けてよかったです