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月別アーカイブ: 2010年2月
黒チーム:2号機
機体のベースができてきました。ダミヤンの救助機構は、アームが伸びてハンドを回転します。来週には、動くようになります。(廣澤勝成君:電子機械工学科1年)
機械班のスケジュール
山中君と手分けして、新メンバー用の機体パーツを作っています。来週はアルミアングルを作り始めます。順次、歯車・旗と作成していきます。3月頭までには、部品が揃う予定です。(畠中一輝君:電子機械工学科2年)
大連ソフトウェア職業学院 黄先生 来訪
学術提携のために来学された中国の大連ソフトウェア職業学院 日本語学院長の黄国苑先生が、自由工房を見学に来られました。ロボットを製作中のレスコンやマイコンカーラリーの様子を見ていただきました。通訳をしているのは、国際交流センターの木子先生です。
集中作業スタート
先週は休みでした。各メンバーが来週の予定を立てて、月・火・水で集中的に作業を行います。ロボット相撲プロジェクトのメンバーと工作機を上手に使い分けて、スムースに作業ができるように工夫していきます。(石村仁志君:医療福祉工学科2年)
黒チーム:1号機
ダミヤンを救助するための重要機構ができました。アームでダミヤンの脇を抱えて、スムースに持ち上げます。(浦野蒼士君:電子機械工学科1年)
第10回レスコン書類審査通過
レスコンプロジェクトチームが第10回レスキューロボットコンテストの書類審査を通過しました。今年は、「救命ゴリラ!S」「救命ゴリラ!B」のチームが、全ダミヤン救助を目指します。
CADの学習
組み上げた機体を参考にしながら、CADで図面を作成しています。タイヤは2時間くらいで描けました。来年は、設計時にCADで図面が描けるようになっていたいです。(岡本悠暉君:電子機械工学科1年)
銀チーム:2号機
車体製作の途中です。アクチュエーターで足が動いて、車高を上下できる機構になっていて、ガレキを乗り越えて走行する予定です。来週までには、走行実験ができるようになる予定です(齋藤佑一君:電子工学科3年)
定例ミーティング
ロボット相撲プロジェクトとマイコンカーラリープロジェクトは、新メンバーを迎える準備を始めました。レスコンプロジェクトは大会に向けて、急ピッチで製作を進めています。
高木先生からのメッセージ:
作業の進捗報告を聞いていると、部品や外注の納品待ちをしていることが多いようです。例えば基板を外注に出したら、納品までには通常2〜3週間かかります。待ち時間で、開発作業が止まるというのは時間のロスです。企業では、一番まずいパターンです。
こうした無駄な時間を作らないためには、計画性が重要になります。
初めてロボットを作る人は、図面を描くことが「設計」だと思ってしまいます。そうではありません。工具管理や部品発注管理を含めた、工程全体の管理までが設計です。
機体のイメージが固まれば、必要な部材や工具・消耗品も割り出すことができます。これをちゃんとやらないと、待ち時間が生まれてしまいます。つまり、設計をいい加減にしているから、後から足りないものがでてくるわけです。
部品発注は、早めにやりましょう。口頭で私に伝えてもダメです。正式なフォーマットに従って記述し、責任者に伝えてください。工具関係の消耗品も、忘れずに手配しましょう。そうしないと、以降の工程がどんどん狂ってしまいます。
春休みに速やかに作業ができるよう、2月中に部品の発注をしておきましょう。