各プロジェクトの作業報告と、オープンセミナーの進行確認をしました。試走会のコースも設営できています。
高木先生からのメッセージ
「ロボットは作りました。動いたから出場します」では、いつまでも勝てません。必死でやっているのか、のんびり楽しみながらやっているのか、端から見ていても判ります。
ロボットを作ることは、時間をかければ誰にでもできます。その中で、他のロボットより0.1秒でも速く動く、人より少しでもいい成績を残せるというのを目指すから難しいんです。
大会で、トラブルが発生して動かないという結果がでることもあります。しかし、結果的にダメだったのと、「動かなくても仕方ない」と取り組んでいるのとは違います。日頃の活動で、必死な取り組みが伝わってこないのは問題です。
やっていることの細部は、本人にしか判りません。端から見て判るのは、その人が必死になっているか、手をついているかだけです。
本気で必死になって取り組んだことは、将来、必ず役に立ちます。ギリギリのところを目指して頑張るという姿勢が、技術者として一生役に立つ経験であり勉強になります。
大会には、それまで苦労したことが全て出ます。今の努力が、大会で評価されるんです。結果がでなかったから、全てが無駄になるわけではありません。でも、結果がでた方が、絶対、嬉しくて楽しい。そして、自信になります。
上級生が先頭に立って必死で活動をしてください。それを下級生が見て、後に続きます。頭と体を使って、技術を向上させてください。