定例ミーティング

先週日曜日に、レスコンの競技会予選がありました。救命ゴリラ!Bが3位、Sが4位になり、8月の本選出場権を得ました。予選の動画を見ながら競技会報告をメインにミーティングを行いました。

  高木先生からのメッセージ

完成した基板は、ミーティングでみんなに回して見てもらいますが、見るべきポイントがあります。漠然と見るのではなく、ハンダがキレイに乗っているかどうか、イモハンダになっていないかなど、しっかりチェックしてください。

基板の作り方を教わるというのは、部品を並べてハンダ付けするだけではありません。それだけでは、トラブルがあった時に自分で対処できません。回路図を読んで、各部品がどんな働きをして、どのように基板が動いているのか理解して、初めて「基板を作った」と言います。

板金加工をする時には、適切な工作機械を使いましょう。職人芸的な手作業は基本だから大事ですが、多数のパーツを作るのには適していません。フライス盤があるので、ちゃんと使い方を学んで、活用してください。

基板の見方、作り方、工作機械の使い方。どれも一度教わっただけではマスターできません。先輩から後輩に技術を伝授してください。

各プロジェクトの競技会が近づいています。競技会で勝つためには、自分の好きなことをやっていたのではだめです。

「作りたいロボット = 優勝するロボット」ではありません。作りたいロボットを作っているだけでは、100年たっても競技には勝てません。競技会に出る以上は、トップを狙いましょう。そのために必要なことを、もう一度考てください。

もの作りの目標がどこにあるのか? それを明確にしておくことが必要です。

例えば、MCRなら目標とするタイムが明確にあります。

漠然と工夫する、研究するを繰り返していては、いけません。工夫した結果、周回タイムが何秒縮んだのか、常に分析していかないと大会用のマシンにならないのです。そのためには、データを残しておくことが必要です。常に、そういう目を持ってロボット製作に取り組んでください。

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