ロボット相撲プロジェクトから、先週の近畿大会の報告がありました。レスコンプロジェクトは、ヒト型レスコンに向けて着々と準備を進めています。
高木先生からメッセージ
ロボットでも、論文でもキーポイントがあります。
「ここがダメなら、あともダメ」というポイントです。他のミスは修正できても、ポイントがズレていては、完成できません。ダメなところだけが目についてしまいます。
ロボットが確実に安定した動きをするのには、どうしたらいいのか? 動きの中に、キーモーションがあります。そこを失敗した時に、どうリカバリーするのかを想定しておかないといけません。
こうしたポイントをつかむのには、スキルが必要です。経験を重ねないと見えてこないのです。
ロボット相撲のメンバーに何度も伝えていますが、全てに勝つことはムリです。だから必要になるのは、自分のロボットやシステムの弱点をつかむことです。弱点をなくそうと思うと迷路に入ってしまいます。弱点がでた場合の補い方を模索しておきましょう。
論文を書いている人は、緒言と結論を押さえてください。目的がはっきりしていなければ、結論がでません。言いたいことを一言で言えるようにポイントを押さえましょう。それができないのは、頭の中が整理できていないということです。
「できてます」と言ったら、ミーティングで見せてください。できてない場合は「検討します」で、次回までに対策を練ってください。