定例ミーティング

今週は、寝屋川と四条畷で自由工房の説明会をしました。今月は、新入生を迎えるための企画が続くので、ロボット製作の進捗が滞りがちです。

薦田先生からのメッセージ

毎週、作業報告を聞いていますが、スケジュール管理がまったくできていないことに危機感を覚えます。

こうして定例ミーティングをやっていても、どれもこれも「遅れてる」という報告ばかりです。そのあたりは早急に改善していきましょう。

スケジュール管理は、英語でロードマップといいます。道を歩くときに、足元ばかりを見ていたらどこにいくかわかりません。視線は数メートル先を見て、目印を確認しながら目的地に行くでししょう。

ロボット製作も同じです。目先の作業だけに集中していては、全体の進捗状況は把握できません。その結果、がんばってやっているのに、作っては壊しで作業が遅れてしまいます。それでは、辛いことをしているだけで成果がでません。

目標を誤らずに最短距離でいけるように、スケジュール管理をきちんとしましょう。

今は、ボードに1ヶ月分のスケジュールを書いていますが、これでは目先のことしかでは確認できません。大会の日から逆算して、いつロボットを完成させるのか最終目標を定めたスケジュールを立てていきましょう。

完成図を頭に描いて、現状を把握できるようにしなければいけません。でなければ、目標の状態に対して、完成度がどのくらいなのかが把握できないからです。

製作担当者だけでなく、全メンバーの共通認識が必要です。全員で目標を共有できれば、どうしても進捗が思わしくないときに、プロジェクトメンバー以外もサポートができるようになるでしょう。

去年の活動実績から、3ヶ月先を視野にいれてスケジュールを考えてください。「忙しい時に、そんなことしている余裕はない」と思われるかもしれません。

しかし、スケジュール管理は、社会に出たら必ず必要になることです。自由工房の経験は、社会人になってから実践的に役立ちます。

スケジュールを立てる際は、授業予定や試験予定もいれて正確な進行をとれるようにしましょう。スケジュールがちゃんとしていれば、プロジェクトの60%は完成といえるんです。

真剣に取り組みましょう。

カテゴリー: プロジェクト, レスコン パーマリンク