薦田先生からのメッセージ
自由工房のミーティング発表では数字の話がでてきません。ロボットに不具合があっても、あちこち触っていたら、なんとなく直ったという報告です。
モノをつくるときには、検証が大事です。企画設計の段階で、目標とする数値を設定して作ります。その期待値がでない場合は、どこに原因があるのかをちゃんと説明できなければ、顧客は納得してくれません。
そういう意識を持ってものづくりをしないと、いつまでたってもそれができるようにはなりません。
モノづくりは理論で成り立っているのだから、それを逆に追っていけば、不具合の原因が掴めます。トラブルがあった時にいかに解決をするのか? それがモノづくりです。その経験を重ねることで、スキルアップします。これは社会に出れば必ず要求されるスキルです。意識を持たずにいなければ、人間は変わりません。日ごろから心がけて、活動していきましょう。