MCRの大会報告をメイン報告としてにミーティングを行いました。定例ミーティング前には、先日開催された第9回レスキューロボットコンテストの反省会も行われたので、升谷先生と入部先生もミーティングに参加されました。
MCRの状況を聞きたいと伊藤さんが参加してくださいました。伊藤さんから、「スピードよりも、コースを完走するところから詰めていった方がいいと思う。工程管理は重要なので、スケジュール表や工程表を貼りだして、“見える化”をしていくとよいでしょう。」とアドバイスをいただきました。また、「ロボットの調整について、漠然とトライ&エラーでパラメーター調整するのではなく、考えられる問題点をノートに書き出し、調整したことと結果を一覧にしていかなければ、問題点は見つからない」と指摘をいただきました。
高木先生からのメッセージ:
MCRお疲れ様でした。決勝トーナメントに3台出場できたのは、大学として最高台数でしょう。みんなよく頑張りました。MCRには、スピードと安定性の両方のバランスが重要です。速いロボットが、コースアウトで決勝に出れなかったり、予選タイムが遅くとも決勝に行けたりします。決勝トーナメントは、相手より速く走らなくてはならない。相手の様子を見て、勝てるパターンを見つけることも重要になります。
自由工房のテストコースでうまくいかなければ、本番では力を出せません。練習で安定した成績を出していた人は、本番でもいい結果を出している。次回の電通大杯まで5ヶ月あるんだから、力を出し切ってほしいです。今回、賞状をもらえなかった負けた悔しさをバネにして、次に向けて頑張りましょう。
レスキューとマイコンプロジェクトが一区切りにつきました。何をやるにしても、目標をしっかり定めることが重要です。それに対して、自分の計画を立てて進みましょう。小学校から高校までは、先生に言われるままに活動してきたでしょう。そうではなくて、自分たちで目標に向けて、計画を立てて実行する。それが、大学で学ぶものづくりです。
計画を立てること。実行する力をつけること。人に操縦されるラジコン型の技術者じゃダメです。自分を律して考えて動くことができる技術者を目指しましょう。何度も調整してうまくいかないとイヤになる。そこで諦めるか、分析をして次に進むか。これは授業では、できない経験です。誰も答えを教えてくれないことを、自分で経験を積んで解決していくんです。
ロボット相撲は地区予選まであと1ヶ月です。全国大会切符を目指してください。
升谷先生からのメッセージ:
レスコンの反省会をしました。3年前には、終わったら散り散りだったのが、今年はすぐに反省会をして、問題点の洗い出しを自発的やっているのを感心しました。競技会では全ミッションをうまくクリアし、技術レベルは確実に上がっていました。チームワークの勝利ですね。気心の知れた中でやれたのがよかったです。今後は、新しい仲間をいれて、来年を目指しましょう。
MCRについては、うまく走れなかった部分、コースアウトした部分をまた分析して教えてください。今後どんな工夫をしていくのか教えてください。
入部先生からのメッセージ:
目標をより高く持って、来年に挑みましょう。年内は、今までやってきた技術を底上げしていくことが重要です。スキルアップしなければ、目標の達成は難しいです。来年に向けて頑張っていきましょう。