ロボット相撲全国大会

2009年12月20日、東京・国技館において、第21回全日本ロボット相撲 全日本の部・全国大会が開催されました。8月から全国9地区で開催された予選には、延べ2000台ロボット力士が出場。全国大会出場権を獲得した90台が厳しいトーナメントを勝ち抜き、横綱の座を競いました。

今年は、全国大会の出場台数が、自立型・ラジコン型それぞれ従来の64台から46台へ減り、地区大会を勝ち抜き全国へ出場するのが大変厳しい状況でした。その中で、大阪電通大自由工房からは、自立型へ室長の高木明氏、ラジコン型へ富田 信君(電子機械工学科2年)が出場を獲得しました。

今大会の一番の特徴は、ここ数年、上位を独占していた低速・強磁力型ロボットが優勝まで残れなかったことです。

優勝は、自立型が「三豊工将軍(香川県立三豊工業高等学校)」、ラジコン型がの「神星(Team−Q)」でした。自立型、ラジコン型ともに、決勝戦は、香川県立三豊工業高等学校 VS Team−Qの取り組みで上位は、両チームが独占しています。どちらが勝ってもおかしくないバランスの取れたロボットでした。

自由工房から出場した2名は、初戦敗退でした。例年は2〜4回戦まで勝ち残っているのですが、今大会は残念な結果となりました。

今年のこの結果をふまえ、来年度に向けて新しい闘志が湧いています。今回、全国大会に出れなかった人は、次回に出場権を取れるように、全国を経験したメンバーは1つでも上にあがれるように、気合いを入れていきます。

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