春休みにペルーからレスキューロボットを学びに来た方から、差し入れにペルーのお菓子をいただきました。新メンバが入会し、賑やかなミーティングになりました。
高木先生からのメッセージ
ロボット製作にあたりアイデアも重要ですが、アイデア重視のロボットには大きな弱点があります。初めてやることが多いから、どうしても完成度が低くなることです。
面白いアイデアは評価されますが、得てしてアイデア倒れなります。着想が面白くても、ロボットは動かなくては意味がありません。完成したマシンは、すぐ完璧に動くわけではありません。動かないのが、当たり前です。
だから、アイデア重視のロボットの完成度を上げるためには、1日でも早くつくり何度も試走を繰り返すことが必要です。
ロボットの試走は、仲間内で動かすのではなくミーティング等の人前で動かしましょう。人前で動かすことは、緊張します。その緊張感が重要だからです。
緊張した時には、ヒューマンエラーもでてきます。マシンのバグ出しだけでなく、人のバグだしも事前に充分しておきましょう。早く作って何度も動かすことで、完成度が上がります。
初めてのことができなくてもいいんです。失敗して繰り返すことで、力がつきます。ロボット作りは実学です。モノを作り、自信と実績を身につけましょう。同じコトを繰り返す大切さを、自由工房の活動で学んでください。