「2012年 第1回マイコンカー試走会」レポート

2012年8月26日に、マイコンカーラリー試走会を実施しました。事前の申し込みが22人あり、キャンセルが4人あったので、当日は18人が出場しました。アドバンスクラスが5人、ベーシッククラスは13人でした。高校生が多く、盛況でした。

10:00〜14:00までフリーの試走タイムとしました。各自がマシンを調整しながら、何度でもコースを走ることが可能です。

14:30からは、競技会形式でタイム計測をしました。ベーシック、アドバンスともに2回走行し、タイムがよいほうを記録としました。予定どおり15:30に全員の走行が終了し、15:40から表彰式を行いました。

今回のコース全長は35mです。アドバンスの優勝タイムが9:00、ベーシックは20:31でした。

記録

アドバンス部門

順位 名前 記録
1位 岸本君 9:90
2位 大中君 10:20
3位 村井君 11.77

ベーシック部門

順位 名前 記録
1位 三村君 20.31
2位 川原君 20.65
3位 石塚君 21.29

完走率

走行 完走率
一走目 42.85%
二走目 47.61%
全体 57.14%

メンバー感想

鹿島健吾君(電子機械工学科3年)

今回の試走会は、とりあえず記録を残すことができたので満足です。しかし、全体的な目標や、電通大杯終了時に書き出した目標や車体改装は終わっていません。

今後は、そういった改善を行いながら、最善を尽くしていきたいと思います。

中井智貴君(電子機械工学科3年)

今回の試走会は、運営やコース設計等を2年生が中心になって行ってもらいました。後輩達が当日うまく運営出来るか不安でしたが、スムースに進行できてよかったと思います。

自分のマシンの方は、6月の全国大会ででていた問題をまだ直すことができていなかったためいまいち調子が良くありませんでした。電通大杯までには、新車体をつくりたいと考えています。

三原和也君(通信工学科2年)

今回、僕は企画と運営をしたので、マシンを走らせませんでした。初めて運営をして、うまくいった部分と駄目な部分がありました。駄目だった点はスピーチです。今度は事前にもうすこし準備したいと思います。

よかった点は、時間の配分と人員配置ができていました。全体的に、運営はうまくいったと思います。これらをふまえて、次回の試走会や電津大杯の運営を今回よりもよくしたいです。

大西祐喜君(通信工学科2年)

ルネサスのマイコンカーラリー大会で安定して走っていたので、試走会に向けてほとんど調整をせずにいました。

試走会前日のオープンキャンパスでマシンを走らせていたのですが、レーンチェンジでコースアウトして壁にぶつかり、センサーアームを折ってしまいました。三原君が、今回は企画運営に専念して、マシンを走らせないので、センサーアームをもらい試走会にでました。ところが、試走会でもレーンチェンジでコースアウトし、プリンターにぶつかってセンサーアームを折ってしまいました。

そして急遽作りかけのセンサーアームを完成させ、その後は走らせることができました。今回の件で、センサーアームの予備が必要だということを痛感しました。こういうイベントがあるときは、センサーアームの予備を用意するようにします。

自分のマシンはレーンチェンジでたまにコースアウトしてしまうようなので、できれば次の試走会までに修正をしたいです。

自分のマシンの11秒台(正確なタイムは覚えてなです)でトップの人はガードレールがある状態で9秒台後半でした。自分のマシンより1.5秒ほど早かったです。トップの人のマシンを見せてもらったのですが、シャーシやセンサーアームはカーボンで製作しており、重量も軽かったです。自分のマシンは1kg弱ほどあり重たいので、マシンの軽量化を行おうと思います。

目黒隼人君(機械工学科3年)

今回の試走会にスタッフとして、初めて参加しました。いくつかの高校が参加して、生徒さんが製作したマイコンカーを走らせていました。

私は後期からマイコンカーを始めるつもりなので、製作するうえでかなり参考になりました。高校生でも一周のタイムが10秒を切るマシンがあり、誰でも早いマシンを作れる可能性があることがわかりました。坂道を下るときスピードを充分に抑えられなくて、その先のクランクを曲がりきれずにコースアウトするマシンが多かったです。

10月にまた試走会があるので、そのときまでに自分のマシンを作りあげたいです。

高城康一君(電子機械工学科1年)

今回たくさんの高校生が試走会にきていて、新鮮でした。私も早くマシンを作って、走らせられるように頑張ります。

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