「第24回全日本ロボット相撲 中国大会」レポート
2012年10月28日(日)、広島県立広島工業高等学校にて、「第24回全日本ロボット相撲 中国大会」が開催されました。自由工房からは、全日本の部自立型に3台が出場しました。
メンバー感想
阿部史和君(メディアコンピュータシステム学科2年)
今年最後のチャンスである中国大会は、3回戦で終わってしまいました。
まず1回戦は相手なしのシードで不戦勝。次の2回戦は大分大のマシン「小木支」と当たりました。
1本目の取り組み。自分は攻撃用の作戦で行こうと考えていたのに、間違えて少し下がるだけの待ちの作戦にしてしまいました。しかし、突っ込んできた相手も大電通スバルのチップに負けて機体が乗りあがりました。お互いに、そのまま押せずに膠着状態になり取り直しとなりました。
この時、小木支のブレードは1mmほど目に見えて浮いていました。その仕切り直しの時、相手が審判の掛け声を掛ける前にロボットを動かしてしまい、おまけにぶつかった拍子にブレードが取れて反則となり、勝ち星を拾うことができました。
2回戦は重量級の三嶋工房の「ルノアール」と当たりました。まず1本目、相手が重量級なので、自分の大電通スバルでは押し出せないだろうと思い、試しに直線攻撃の作戦でやってみました。幸運にも幾度か掬い上げた上に、土俵外に押し出せました。
1本先取し、2本目も同じ作戦で行ってみました。しかしやはり電池の消費が激しく、掬い上げれても押せず、逆にこちらが押し出されて相手に一本を取り返されました。
最後は優勢勝ちを狙おうとしたのですが、3本目終了直後、こちらのフェザーが相手の真下についてはがれてしまい、結局その場で反則負けを取られてしまいました。
今回は悔いを残さないよう戦ってくるつもりでしたが、むしろ一番悔いを残したまま今年の大会は終わってしまいました。来年は卒業研究もありあまり出れませんが、できれば全国に行きたいです。
佐伯拓哉君(電子機械工学科1年)
今回は、2回戦敗退でした。
初戦は、中国大会一般の部で優勝したロボットと同じチームである福岡工大城東の「魔法の剣A3」と戦うことになりました。刃が一直線に3枚ついているタイプで 角とりが難しいロボットです。
自分は、2本とも角とりをしに行きました。しかし、相手ロボットの刃をかわし、横に回り込めないのと、スイッチを押すのが遅れたため、負けてしまいました。
次の大会では、今回の大会でわかったマシンの弱点であるトルクがないところを直し、正面から攻める戦いでリベンジしたいです。
スナップ