モータードライバ基板の講習会

2013年8月23日に、入部先生がレスコンプロジェクトメンバーに対して、モータードライバ基板の講習会を実施してくださいました。

メンバー感想

藤江啓太君(電子機械工学科1年)

モータードライバ基板の講習会では、モータの動作原理から基板の中身まで教えていただきました。

僕はスピードコントローラーのはんだ付けをすることはできても、動作不良や故障した際のチェックの仕方などは知らなかったので、今回の講習会は、とてもいい経験になりました。

モータの動作原理や回路部品の動作などは知っていましたが、実際にそれらの回路部品を合わせてどんな動作をするかは知りませんでした。回路の本を見ても計算などばかりであまりよくわからなかったことが多かったですが、講習会ではその部分をバッサリ切り、動作だけを教えていただけたので理解することができました。

鮫島智樹君(電子機械工学科3年)

モータードライブ基板講習会では、入部先生に、モータードライブ基板を使う上で、必要な基礎知識を教わりました。講習会の内容は、DCモーターの性質、トランジスタの仕組み、トランジスタを使ったモーター駆動回路の組み方でした。

DCモーターの性質については、ロボットを作るうえでも必要な知識でなんとなく知っていることもあったけど、電圧、電流、トルク、回転速度の関係など、知っておかないといけないことを再確認できました。

トランジスタの仕組みは、授業では習ったことだけど、全然頭に入っていなかったので、トランジスタはモーターのスイッチングに使っていることや、NPN型や、PNP型など、トランジスタに種類があることを改めて知りました。

トランジスタを使ったモーター駆動回路の組み方のことでは、今まで全く知らなかったモータードライブ基板の仕組みについて、ようやく知ることができました。

今回の講習会で、モータードライブ基板の仕組みについて少し知ることができたので、よかったと思います。

田中 亮君(電子機械工学科3年)

スピードコントローラーについて知っている人が一人も居なかったので、来年のために入部先生に講習をしてもらいました。基板の使い方は知っているがどういう回路になっているのか全く知らない状態だったが、モータがどうやって回転しているのか、回転速度が変わるのかがよくわかりました。

このことを後輩にしっかり伝えていきたいと思う。

中村 介君(機械工学科3年)

私は基板に関する知識を全く持ち合わせておらず、基板に関しては浦中さん、1年の藤江君に任せており、自分はロボットの部品製作に打ち込んでおりました。

そのため来年度、後輩たちが基板のことで困っていたら手伝うことができるようになればと思い今回の講義に望みました。

しかし、私自身知るべきことが多く、直流モータの性質、トランジスタを使ったモータ駆動回路と方法、と講義についていくのが大変でした。入部先生の講義は非常に面白く、興味を引く講義の進め方をしていたので、私自身講義を楽しむことができたと思います。

今回の講義を終えて、まだ講義の内容すべてを理解できておらず、ぼんやりとしたものですが、モータドライブに関する知識を得られたと思います。また、わからないところがあれば、今回の講義の映像を観たり、人に聞いてみたりして、知識の再確認、知識を深めていきたいと思います。

清家悠太郎君(電子機械工学科2年)

スピードコントローラーの内部のことはほとんど知っていなくて、今回の講習を受けてはじめてどういう仕組みで動いているのか、どういう役割があるのかを知ることができました。

回路の勉強は得意ではないのですが、思っていたよりは理解することができることができました。これよりなぜ壊れたのか、どうして燃えたのかを推測できるようになり、それらの対策をすることが簡単になりました。もっと早く勉強していればよかったなと思いました。

皷 悠介君(環境技術学科2年)

入部先生がモーターを制御する基板「モータードライブ基板」の仕組みを講義してくださいました。

今のレスコンプロジェクトメンバーには電子や基板、プログラムに詳しい人がいません。そのためどのようにしてモーターを制御しているのか、モータードライブ基板とはどのようなものか理解している人がいません。そこで、入部先生に協力を仰ぎ講義をしていただくことになりました。

講義内容は、まずレスコンがよく使用するモーターの仕組みから始まり、モータードライブ基板内でのどのようにしてモーターの回転向きを変えているのか、モーターのスピード制御はどのようにしているのか、制御のための信号線の仕組み。大きく分けてこの4つを講義してもらいました。

モータードライブ基板の1番多い故障の原因である、FETの故障についての原因と改善点についても教えてもらいました。内容としては決して難しいものではなく、高校過程の授業内容で十分理解できるものでした。

今まで自分がモータードライブ基板についての知識が全くなかったのは、自分でモータードライブ基板について調べることを怠っていたのが原因です。今までは電子や基板の事だということだけで、ろくに調べずに理解できないと決めつけて勉強しませんでした。

しかし、ロボットを作る上で電子、基板の知識は必須であり。動かないロボットはガラクタと同然です。これからは電子や基板、プログラムの知識にも目を向けていき、知識を深めていこうと思います。

平戸祐司君(電子機械工学科2年)

講習会の内容はトランジスタでスイッテング、トランジスタを使ったモータ駆動回路と方法、トランジスタについてでした。正直言って、回路についての説明は難しくて理解ができませんでした。自分はプログラム班なので、PWMの周波数の計算がためになったと思います。

入部先生がオシロスコープを持ってきて、モータのON時間とOFF時間の周波数のグラフを黒板にかいて、実際にロボットのタイヤを使って、周波数を見せながら説明してくれました。自分はTPIPのなかでPWMがどんな動きをしているかを理解しておかないといけないのに、この講習の内容は難しくて理解ができなかったので、もっと自分で勉強をする必要があると思いました。

奥村優策君(電子機械工学科1年)

今回のモータードライブ基板講習では、モータードライブ基板に使用される部品の性質を学び、それをもとにモータードライブ基板の動作とそれにより壊れやすくなっている部品や改善策を学びました。

この講習で特徴的な点は講義内容が、実際の動作の説明に重点を置いてあり、原理の説明はほとんど行われなかったことです。これはモータードライブ基板の運用を目的としたものであり、動作原理を全て理解することを目的としていないためです。

この講義を受けて自分の知らない回路保護の手段を知ることができたため、有意義でした。

高木裕一郎君(電子機械工学科1年)

モータドライブ基板講習を受けて、直流モータからTPIPについて事をいろいろまなびました。

直流モータについての話では、モータを強引に止めると電流があがることを初めて知りました。トランジスタについての話では、ドランジスタの事は、だいたい高校で学んでいたので、初めの方は復習として聞いていましたが、まだ学んでいないところが出てきて、その部分が勉強になりました。トランジスタを使ったモータ駆動回路と方法の話では、Hブリッジ回路の事が出てきて、高校で学んだのにHブリッジ回路の名前が出てくるまで、Hブリッジ回路のことを忘れていました。

TPIPについての話では、すこし話が難しかったので、途中、寝そうになりました。この講習で、モータドライブ基板についての事が少しは、わかったと思います。

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