マイコンカーラリー試走会
2013年10月19日(日)に高校生を招いて、マイコンカーラリー試走会を実施しました。
メンバー感想
大西祐喜君(通信工学科3年)
今回の試走会は運営を新リーダの藤江啓太君(電子機械工学科1年)に、コース設計を大西智之君(電子機械工学科1年)にやってもらいました。参加台数は去年よりも多く30台を超えておりましたが、特に大きな問題はなくスムースに進んでくれたのでよかったです。
タイム計測でスタートボタンを押してからゲートが開くまでの遅延が長く、タイム計測走行の時間押すのではないかと心配でした。幸いタイム計測走行は案外速く終わって、試走の時間を設けることができました。
まだ電通大杯を開催するかは審議中ですが、電通大杯でもゲートの遅延があると計測が時間内に終わらないと思うので、次回使用するまでには対策を考えなければなりません。
私は、今クローラーマシンを新設計しており、今回出場したマシンの調整をほとんど行っていません。前輪2つのモータを外した2駆の状態だったので、完走するのか心配でしたが完走できてよかったです。
三原和也君:通信工学科3年)
今回の試走会では、前回に引き続き藤江啓太君(電子機械工学科1年)の補佐をしていました。今回は当日の予定表はできていましたが、試走会に必要な書類の印刷ができていませんでした。次回は必要行程のチェック表を作り、一緒に確認していきたいと思います。
参加者としては試走でマシンを3回走らせました。すべて完走したのですが、肝心の計測では2回とも走りませんでした。
エラーの対策として、センサーアームの曲げ角を調整しました。計測後の試走で2回走らせましたが、完走できました。参考タイムは9.98秒でした。
大西智之君(電子機械工学科1年)
今回の試走会では、私がコース設計を任されることになりました。初めてのコース設計ということもあり、反省点は多々あります。
コース設計で、スタートゲートの場所の指定と相撲ロボットの土俵を動かさずに設計するという条件がありました。それにしたがって設計しましたが、観客席に関しての想定をまったくしておらず、さらに出入り口の場所の考慮もできていませんでした。その結果、参加者と観客のいるスペースが全くありませんでした。この点に関しては、今後のテクノフェアやオープンキャンパスでのコース設計に生かしていきたいと思います。
参加者としては、自分の設計したコースでありながら結果を残せなかったことも悔やまれました。走行時に、坂の下ったところのカーブでコースアウトすることが多かったです。2回のタイム計測でも、同じ場所でコースアウトしてしまいました。おそらく坂下り前の直線と、坂下でかなり加速していて、カーブを曲がりきれず、センサーが中央のラインをトレースしきれないためにコースから落ちてしまうことが原因だと思われます。
これに関しては、エンコーダーなしの速度制御を私の技量と知識ではどうにもできないので、エンコーダーによる速度制御を搭載するのが一番の解決方法だと考えます。今後、私も自作マシンを設計することになるので、今回の結果を生かしていきたいと思います。
結果はかなり残念な気持ちではありますが、以前の試走会よりたくさんの人のマシンを見ることができたり、色々な話と聞いたりと非常に勉強になりました。
藤江啓太君(電子機械工学科1年)
前回に引き続き、試走会の主催者をしました。前日までに準備が完了しておらず、当日慌てて準備することになってしまいました。前回の反省を生かせていませんでした。
また、コースの設定など制約があり、観客のことも考えていませんでした。このような行事の運営を行う機会が少なく、さまざまなミスを起こしてきましたが、前回と今回の試走会で得られたことはたくさんありました。これらをもとに運営マニュアルを作り、電通大杯に向けて活動していきたいと思います。
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