「第25回全日本ロボット相撲 東海大会」レポート

9月22日(日)に東海大会が亀山市文化会館中央コミュニティーセンターで開催されました。自由工房からは西原琢也君(電子機械工学科2年)が「灰精鋼@との」で参加しました。この大会を皮切りに自由工房メンバーのロボット相撲シーズンがスタートします。

西原琢也君(電子機械工学科2年)

一回戦は「和差商関(富山工業高校)」と対戦。以前、高校生の部で上位に食い込んだロボットです。

実は夏休みの間、友達は帰省、先輩が研究室と言う状態でしたので練習相手がダミーの段ボール箱しかいなくて、試合が不安でした。

ですが、予想とは違い勝つことができました。 唯一3本目でロボットにリセットがかかってしまい、負けるかなーと思った場面がありました。ラッキーなことに相手が自滅してしまったので、なんとも微妙な状況ですが、勝ちを拾いました。

二回戦は、初めて対戦する「iー3号(チームi)」。相手ロボットの性能が分からないため、とりあえずアームをつけて戦いました。苦手な重量タイプでした。

ロボットを土俵に置いたときに、アームが浮いてしまいました。補助員に言われて初めて気がつきましたが、試合が始まっているのでどうしようもできませんでした。磁力の関係で旋回がおかしくなってしまっていて、初手で振り向きすぎたのですが、なんとか相手を検知できました。押し合いになり膠着状態が続いたので、一本目と2本目両方共優勢で勝つことができました。

三回戦は「シャノワワル(みすま工房)」です。こちらは重量級タイプだと分かっていたので、補助員と相談した結果アームを外し少しでもスピードを上げる作戦で挑みました。しかし、床センサーが誤動作して土俵から落ちてしまい、2本目もセンサーの誤動作で自滅した結果になってしまいました。

今回の反省は、アームの強度を見直すこと、床センサーの調整を土俵の端だけでなく、仕切り線でもやっておくこと、重量級に対してのソフト改善です。成績としては初戦で去年よりも勝てたことにそこそこ満足していますが、自滅があったのが残念です。