近畿学生2足ロボリーグ2014 第1戦レポート
2014年5月11日、此花区民センターにて近畿学生2足ロボリーグ2014の1戦目が開催されました。大阪電気通信大学自由工房から3体のロボットが参加。岡本和也君(通信工学科2年)の「ドロレス」が個人総合1位を獲得しました。
岡本和也(医療福祉工学科2年)/ロボット名:Dolores
Doloresは、バトルは不戦勝を含め3戦3勝。3m走では1位で個人総合1位になることができました。
しかし、学校対決の総合ポイントでは大阪産業大学に敗れてしまい2位となりました。大阪産業大学のロボットが3m走の2位、3位だったためです。3m走のポイントがかなり大事だと感じました。
自分はロボットを調整した結果、前回の学生リーグから3m走のタイムは縮まりました。そのおかげで1位を獲れました。バトルは攻撃モーションがあまり相手に有効でなかったので、今後はそこを改善して行きたいです。
今後は授業の実験と、そのレポートに時間を取られ、あまりロボットの調整ができそうにありません。しばらくは他のメンバーのバトルの練習相手をして、後輩の技術力アップをサポートしていきたいです。
藤原庸平(情報学科2年)/ロボット名:トランザー
今回学生リーグに参加し、いくつか思い知らされたことがありました。
1つは、操縦経験が少ないことです。今回は相手のロボットが壊れていたのに自分の操縦ミスで敗北になってしまうことがありました。
2つ目は前攻撃が重要であることです。前攻撃がないために、絶好の攻撃チャンスを何度も逃してしまいました。横攻撃が主流の学生リーグでは前攻撃ができる機体が非常に少ないです。しかし、相手の前後に移動することも多いので、前攻撃は非常に大切なモーションであると実感しました。
今後自作機が完成次第、新モーションを取り入れてみようと思います。
細川実希(デジタルゲーム学科1年)/ロボット名:バルムンク
私はまだ自分のロボットを持っていなかったので、福田さんのKHR3を改造したロボットを借りて出場させてもらいました。
機体紹介の場では、起き上がりモーションで手間取ってしまったり脱力モーションが動かなかったりしましたが、特徴の素早さのアピールだけは伝わったみたいでよかったです。バトル競技の1回戦は、自ら体勢を崩すことが多く、自爆のような形でおわりました。相手ロボットの腕のリーチが長かったうえに、旋回が安定していて驚きました。
2回戦は1回戦の失敗を生かし、細かく動くことを意識しました。思うように動いてよかったと思います。3回戦は、相手の機体性能、技量もよく、こんな戦法もあるのだなと感服させられるばかりでした。
休憩時間はいろいろな人とロボットで戦えたり、自作機の性能も教えてもらえたりしました。いろんなロボットがあって、それぞれの特性があっておもしろかったです。
次の回参加させてもらえるのであれば、今度は自分のロボットで出場したいです。
スナップ