2009年11月1日 マイコンカーラリーオープンセミナー
レポート
今回のマイコンカーラリーセミナーは研修会と試走会を行いました。ジャパンマイコンカーラリーの地区予選が近いため、大勢の高校生がオープンセミナーに出席してくれました。
参加数は、ベーシッククラス:14台、アドバンスクラス:9台、一般:4台。セミナー参加者は、51名になりました。当日は、学園祭、電通大杯 ヒト型レスキューロボットコンテスト2009も開催されていたため、1日中、多くの見学者が訪れていました。小さな子どもや小学生には、すごいスピードで走るマイコンカーは、非常に人気がありました。コースの一番前に座り熱心に見ている子どもが多かったです。「すごい速さで走るのに驚いた」「どうしてあんなに早く走れるの?」「どうやって、直角を曲がっているの?」と、質問がありました。
これまでと異なるところは、次の3点です。
- 自らマシンを走らせて改良点・問題点を見つける
- アドバイザがいる(今回は2名の自由工房の技術講師が担当)
- アドバイスを受けたい人は、いつでもアドバイザに聞ける
第1部は試走会。長さ40mの大会仕様のコースで、何度でも自由にマシンを走らせてもらいました。
第2部は、中岡先生が講師となり研修会を行いました。テーマは、「問題点の見つけ方と解決の仕方」です。中岡先生のこれまでの経験とデータに基づいた内容でした。ロボットの競技はペーパを書くのと違い、やってみないと分からない部分が多いです。実践と経験がものを言うところが多いので、今回の話は、若い高校生にはとても有意義だったと思います。
第3部では、試合形式で試走会を行いました。本番さながらに、タイムを計り順位を決定しました。大会本番では、緊張からささいなミスをすることもあります。それを防ぐためにも、緊張感がある雰囲気の中で練習(試走)する事は、大きな意味があります。
オープンセミナーの経験を活かして、大会でよい成績を残して欲しいと思います。
スナップ写真