2010年6月27日 マイコンカーラリーオープンセミナー
講演資料
- 「画像処理によるMCR基礎編」第3回電通大杯優勝マシン公開
- 講師:登弘 聡氏(神戸市立科学技術高校)
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レポート
今回のオープンセミナは、画像処理によるMCR大会(電通大杯大会)で良い成績を残したロボットのすべてを公開しました。定員10名のところへ8名の参加者があり、熱心に受講されました。
講師には、2月に開催した第3回電通大杯画像処理によるMCR部門において優勝した登弘聡先生(神戸市立科学技術高校)をお招きしました。今回のセミナーは、「画像処理によるMCR 基礎編」と題し、その優勝マシンのすべてを公開して頂きました。
講演内容は、ロータリエンコーダの取付、ヘッドライトの効果、変更フィルム、カメラからの信号処理、カメラの取付、通常走行、クランク、クロスラインハーフラインの検出、レーンチエンジ……など具体的なお話がありました。解説だけではなく、各項目毎に演習を行いマシンの動作チェックを行いました。
演習の時には、マシン調整とプログラム調整の時間を利用してお茶の時間をとり参加者の交流をはかりました。登先生から、画像処理技術における工夫された点また、学校内での苦労されたことなど優勝したマシン開発における苦労話など、講座では伺えないような興味深いお話を聞くことができました。
自由工房では、今回と同じ趣旨で8月8日にもオープンセミナー [画像処理によるMCR 基礎編」を開催します。 次回は、第2回電通大杯の画像処理部門で優勝した林雄一さん(電通大)がマシンを公開します。新しい技術にチャレンジする意欲を持つ方は、ぜひご参加ください。
動画
- 登弘 聡氏の走行(WMV形式,26MB)
- 第3回の電通大杯の時よりも「安定感」と「スピードアップ」されています。 完走しています。それも3週も周っても安定して駆動しています。
- 中井智貴君(電子機械科1年)の走行(WMV形式,23.9MB)
- 中井智貴君は、高校(神戸科学ぎ技術高)の時にすでに画像処理に取組んでいました。 今回のセミナーでバージョンアップして添付ファイルの映像のように完走するようになりました。
スナップ写真
受講者からの感想
- これまで分からないので所が分かった。
- 基礎部分を丁寧に説明して頂けてのでよかった。
- カメラの取付に工夫がなされていてた。「なるほど!」と納得しました。
- これを基にすれば、もっと画像処理が進むと思われる。とても参考になった。