2015年度技術講習会講師レポート

本年も自由工房の新入生に向けた技術講習会を行いました。

この技術講習会は、新メンバーに正しい機械工具に知識を持ち安全に作業してもらうことが第一の目的としています。同時に、上級生が講師を務めることで、自分が1年間に学んだ知識を復習し、後輩へ技術を伝承しています。

h2 講師

大西智之君(電子機械工学科3年)

今回、技術講習会で安全講習の講師を担当しました。工作機械を扱う上で、服装や健康管理、けがをしたときの応急処置の仕方などを指導しました。反省点としては、私用で自由工房の活動がしばらくできていなく復帰してすぐに頼まれたのであまり練習する時間がなかったことです。

しかし、練習の時に言葉がたびたびつまってしまっていたのですが、本番では割としっかりとできたのでそこだけは満足しています。パワーポイントに関しては、去年清家さんが使っていたのをいただき、それを私なりに修正して使いました。

安全講習に関してはしっかりとできたので、来年講師を担当する人に教えられるようにしていきたいと思います。

西原琢也君(電子機械工学科4年)

今回の技術講習会は「電子作業」の監督役としての参加でした。しかし、担当する3年生がその日に補講が入ったため代理で今年も講師をやることになりました。時間がなかったので、資料などは去年のものを使いまわしました。内容としては、「初心者が簡単な作業を行えるように」というものです。座学と実習を行いました。

実習は最初はみんな苦戦していました。横で直接教えてなんとか身についたという人もいました。うまく説明できなかったのもあるかもしれませんが、もう少し座学の内容を深めるべきだったかなと思います。

説明する時は前回を思い出してゆっくりしゃべることを心がけました。練習する時間があまりなかったので、スライドと喋っている内容がズレていることが多々ありました。来年どうなるかはわかりませんが、次の担当者にはそのことに注意するよう呼びかけたいと思います。

藤田 勝君(電子機械工学科2年)

僕は5月11日の技術講習会に講師として参加しました。僕が担当したのは、材料にネジ穴を切るタップ作業です。

一週前の講習の練習ではタップの種類の説明をドリルそのもので行っていたため見辛いなどの感想がありました。なので、当日にはドリルの先端を拡大した画像を用意しました。

実際、僕の講習を受けたのは2人だけでしたが、後の課題でその二人のネジ穴がきれいに切れていたので講習したかいがあったと思います。前回まで台本がこれといってなかったので、台本も作り次回に残したいと思います。