2010年8月7日 ロボット相撲 オープンセミナー
レポート
地区大会に向けての講習会を試合形式で実施しました。
参加者は、引率・技術講師・スタッフ含めて23名。地区大会前の忙しい時期にもかかわらず、多くの参加がありました。
大阪府立堺工科高等学校(機械技術科)、豊橋技術科学大学(機械システム工学専攻・電気電子工学課程)、大阪府立淀川工科高等学校(メカトロニクス系)の生徒さんが受講し、本番に近い形式で、緊張感を持って参加していました。
マシンは、ラジコン型5代、自立型8台の計13台です。豊橋技術科学大学は、3人が2台の自立型で参加していました。参加者全員に実践的な試合を行ってもらいました。
ロボット相撲大会に出場する多くの参加者は、試合の前日までロボット製作に追われ、いきなり本番の大会に出ているというのが現状のようです。自由工房のオープンセミナーに参加することがマイルストーンになり、地区大会より早くロボットを仕上げ練習を積んでから大会に挑むことができるようになります。
講習では、本番さながらのトーナメント戦を実施しましたが、初戦で負けて終わりにならないように、敗者復活戦を設けています。出場する試合数を多くし、立合の緊張感に慣れるためです。
全試合終了後に、撮影したビデオ映像を全員で見て、反省会を開きました。試合中には、判らない敗因をビデオを見てしっかり分析しました。
強いロボットを製作するだけでは、ロボット相撲では勝ち上がれません。試合の場数を増やすこと、負けた試合を振り返ること、勝ったロボットの立合を研究することが必須であることを実感していただけたと思います。
スナップ
受講生の感想
- 初めての相撲ロボット製作しました。セミナーに参加して非常に参考になった
- ビデオを見てロボットの改善点が見えてきた
- プログラム、作戦の改良点が見つかった
- 地区大会前の有意義な時間になりました、ありがとうございました