第4回電通大杯 ロボット相撲 懇親会
競技会終了後、参加者の親睦をはかるために懇親会を企画しました。引率の先生方や出場者を含め多くの方にご参加いただきました。
ロボット相撲は、歴史の長い競技会ですが、大会スケジュールがハードなため、参加者同士がリアルに会って交流する機会がほとんどありません。大会で幾度も顔合わせをしていても、試合会場ではスケジュールに追われ親しく話しをする時間もありません。
ロボット相撲の裾野を広げ、参加者全体のレベルをアップするためには、単に大会を実施するだけではなく、交流会の場を設けることが必要だと考えました。
懇親会では、自由工房メンバーが自慢の鍋やたこ焼きを用意し、参加者の皆さんに振る舞いました。富田信君(電子機械工学科2年)の司会と、林雄一さんの挨拶で懇親会がスタート。心づくしの料理を食べながら、あちらこちらのテーブルで会話が盛り上がりました。
会場の傍らには、練習用リングを開放し、自由対戦を楽しんでいただきました。第22回全日本ロボット相撲大会 自立型優勝の「六次元K」に、次々と挑戦者が現れました。
広島から参加した高校生は、自分のラジコン型ロボットの設計について全国大会3位入賞の石川君に積極的に質問していました。ブレードの接地を比較したり、石川君のマシンを操縦してスピードと旋回性能に驚いたりしていました。石川君と互いのロボットを交換して対戦すると、あっけなく石川君が勝ちました。ラジコン型は、ロボットの性能とオペレータの技能の相乗効果で勝負が決まるということが改めて判る場面でした。
石川君のアドバイスに熱心に聞き入る生徒を、引率の先生は「彼は、今日が一番嬉しい日だと思います」と見守っていました。
畠中一輝さんの挨拶で懇親会はお開きになりましたが、その後も開放されたリングで熱い対戦が繰り広げられました。参加者の方々に、楽しく有意義な時間を過ごしていただいたことを、メンバー一同嬉しく思っています。
スナップ
参加者からの感想
- 楽しかったです。
- 懇親会に土俵があったので、話の輪に入りやすかったです。
- 他の方のロボットをじっくり見ることができました。
- 第22回全日本ロボット相撲大会の横綱と対戦できました。
- いつも大人しい生徒が、明るい笑顔で皆さんと交流していました。