平成23年度 第2回ロボット相撲練習会

2011年7月16日(土)、大阪電気通信大学寝屋川キャンパスの自由工房にて、今年度第2回目のロボット相撲練習会を開催しました。

外部から南さんと西村さんが参加し、自由工房メンバーと合わせて8台で、ラジコン型自立型混合の総当たり戦を行いました。5勝2敗で山中拓也君(電子機械工学科3年)が優勝しましたが、2位3位は南さん、西村さんに持っていかれました。

次回の練習会は、8月21(日)に開催される大阪府寝屋川市駅前 大阪電気通信大学駅前キャンパスにて「ロボットによる科学技術の体験講座」の一環として実施します。大勢の観客にの前でいい試合が見せられるように、技術を磨いていきます。

試合結果

優勝
山中拓也君(電子機械工学科3年)
準優勝
南さん
3位
西村さん

メンバー感想

山中拓也君(電子機械工学科3年)

今回の練習会は、わたしの成績は5勝2敗という結果で、1位になることができました。

この結果は、前回の練習会があまり良くなかったため、その雪辱を晴らすような形になってよかったです。

ただ自由工房メンバーで上位に入ったのが、私だけでした。今回の反省点として、全体的にロボットの調整が不完全だったことがあります。また、1年生に対してロボットの調整や整備方法のついて教え方が甘かったです。

次の練習会の課題にしていこうと思います。

池田紘彰君(電子機械工学科1年)

練習会での成績は、3勝4敗という結果でした。今回の勝因は、相手の動きをよく見ることができたことと、相手の弱点を狙って攻撃できたことです。

また敗因は、ブレード飛散で2回反則になってしまったことと、攻撃が大回りになってしまったこと、作戦ミスと冷静な判断ができなかったからです。

前回は優勝することができましたが、今回は上位に入ることができませんでした。その敗因が自分のミスによるものばかりで悔いの残る試合が多かったです。反省するべき点がたくさんあり、これからもっと練習をしたり動きなどを研究し地区大会に臨みたいと思います。

富田信君(電子機械工学科3年)

7戦総当りで、結果は2勝5敗で負け越してしまいました。負け試合はどれも1本取ってから負けてしまっているので、集中力が足らないのだと思います。練習不足もあります。地方大会も近いので、集中してこれからの予定を立て、練習に取り組みたいと思います。

以下、全試合を振り返りました。

1戦目 対戦相手:山中君。1-2 黒星

1本目:動き回っている間に、接触した相手を吹き飛ばして勝つことができました。

2本目:角を狙って突っ込んだが、相手の角をかすめ自爆してしまいました。

3本目:同じく角狙い突っ込んだが、相手が下がりそのまま土俵外に落ちてしまいました。

2戦目

対戦相手:石川君。1-2 黒星

1本目:角をとり、相手をきれいに飛ばして勝つことができました。

2本目:出だしが遅れてしまい、相手に角を取られ土俵外に飛ばされてしまいました。

3本目:角を狙って突っ込んだところ、相手によけられて、後ろから反撃を受け押し出されてしまいました。

3戦目 対戦相手:池田君。1-2 黒星

1本目:土俵上で大きく回り、相手が自爆して勝つことができました。

2本目:土俵の中心で角を取られ土俵端まで飛ばされてしまい。戻れなくなっているところを後ろから押し出されてしまいました。

3本目:土俵上で周り合った後、接触して同時に落ちたように見えましたが、審判に負け判定されました。

4戦目 対戦相手:南さん。2-1 白星

1本目:はじめは動きで勝ち相手の横を取っていましたが、押している間に相手のリトライで正面同士の押し合いになり、そのまま押し出されてしまいました。

2本目:何度か相手を土俵上で飛ばした後、相手が後ろを向けたところを押し出して勝つことができました。

3本目:相手が開始と同時に突っ込んできて吹き飛ばされました。土俵上に残っていたら、相手が自爆して勝ちを拾いました。

5戦目 対戦相手:大林君。1-2 黒星

1本目:角を狙って出たところ、相手に向く直前に方向を変えた瞬間、逆に相手に角を押さえられ、土俵外に向かって走っていってしまいました。

2本目:開始と同時に若干こちらに向いていた角を狙って突っ込み、そのまま押し出して勝つことができました。

3本目:相手が突っ込んできたところを避け、反撃するつもりが反応が遅く、土俵上で動き回っている間に自滅してしまいました。

6戦目 対戦相手:阿部君。2-0 白星

1本目:ロボットを置いたときに角が若干こちらを向いていたので、そこを狙い相手を飛ばして勝つことができました。

2本目:1本目と同じように角を狙って突っ込みました。1本目は少し浅かったように思ったので、より深く突っ込んで大きく相手を飛ばし勝つことができました。

7戦目 対戦相手:西村さん。1-2 黒星

1本目:相手の真横を狙って突っ込み、横を取ることができましたが、きれいに押し出せなかったので、リトライをかけて体勢を立て直し、押し出して勝つことができました。

2本目:押し合いになり、押し出されてしまいそうだったので止まっていたら、死に体を取られ負けてしまいました。

3本目:角を取りに突っ込んだところ、角かすめてそのまま土俵外に飛び出してしまいました。

石川聖卓君(電子機械工学科2年)

今回の練習会は、外部から西村さんと南さんが自立型として参加してくださり、総当たり戦を行いました。

自分のロボットは、途中までは調子よく思い通りの動きができていました。しかし、途中から突然、ロボットが暴走しだして動きが止まらなくなってしまうというトラブルが起こってしまいました。

今までは全く問題なく動いていたのに、これからという所で試合が出来なくなってしまいました。

原因は、ロボットの配線を無理やり詰め込んでいた所があり、その部分が切れたためだと思われます。このような重要な場面で、見逃していた所がダメになってしまうという事態が起こってしまいました。今後は、細かいところも見直していきたいと思います。

大林尭史君(電気電子工学科2年)

今回の練習会の結果は4勝3敗と言う結果に終わりました。試合の前半はロボットも好調に動き、優勝できるペースで勝ち進んでいました。しかし後半に入り、ロボットの調整があまかったのかモーターを固定するネジが緩んでしまい、ロボットを完全に分解しないといけなくなり途中棄権というかたちに終わってしまいました。

ロボットを分解しなければ直らないというのは、自分のロボットが他のロボットと違い側板とモーターの間にスペーサーと台を挟んで固定すると言う複雑な仕様になっているからです。メンテナンスに時間がかかるため、棄権せざるを得ませんでした。

今後はこのようなことがないよう、モーターと側板の間に入っているスペーサーの代わりのものを作ったりして、メンテナンス性の向上を含め改良を加えていきたいと思います。

阿部史和君(メディアコンピュータシステム学科1年)

練習会での反省は、ロボットのパーツをたくさん壊してしまったことです。まず第3試合の1戦目で槍先のチップを破損、次の2戦目でフェザー横のチップを破損しました。

チップは消耗品ですが、替えを持っていないためその後は取り外した状態で戦わなければなりませんでした。

しかし、そんな状態ではまともにやりあえるはずもなく、結果は7戦中2勝5敗。しかも2勝とも相手の故障による不戦勝なので、結局一度も勝ててはいません。前回も似たような戦績だったので、次こそは実力で勝利を得たいです。

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