電通大杯 第6回マイコンカーラリー 開発レポート(高城)

高城康一君(電子機械工学科1年)

マイコンカーに取り組むにあたっての目標

  1. 完走して記録を残す
  2. ルネサスの大会での予選突破

加工、組み立てについて気を付けたこと

加工時には図面通りになるように、間違えないように心がけた。

組み立て時には、配線を間違えないようにし、圧着の時に失敗しないように気を付けて慎重にした。

大会での結果

今回の電通大杯では、初めて自作したマシンでの参加だったが、結果は残念ながら完走できなかった。大杯前日や大杯当日の試走では完走できていたが、本番では一走目はクランクの内側にタイヤが入ってしまいコースアウトになり、2走目ではセンサがスタートバーに反応せずマシンが動かず、それをモータが外れたと勘違いした私は車体をコースから持ち上げてしまい、失格になってしまった。

走らなかった理由は、マシンの精度が悪かったのもあるが、車体の完成が大会3日前といったこともあり、プログラムがほとんどできなかった、要はマシンの調整が不十分だったということが一番の原因だと考えた。

記録および順位

なし。脱輪箇所:最初のクランク

検討・考察と今後の課題

取り組んだ内容についての問題点

車体の精度、時間的な理由で加工が雑になり、精度がまるで出なかった。次にマシンを作る機会があれば、時間をかけてしっかりと作っていきたい。

今後の課題としては、今のマシンの精度を向上させること(ギヤボックスを作り直す、車体にヤスリをかけバランスよくする等)やプログラムを基礎から理解しながら学ぶこと、肉抜きなどである。

マイコンカーラリーに取り組む中で、学んだこと、発見したこと

Cadの基本的な使い方。加工機械の使い方。

まとめと感想

私自身が製図や加工をするのが初めてで、そのうえ自由工房に来ることができた日も少なく製作時間があまりなかったということもあり、大杯までにマシンが完成するかどうか不安だった。それでも先輩方に手伝っていただいてなんとか大杯3日前にマシンは完成した。

今後はもう少し工房に参加できる日を増やして、余裕をもってマシン製作をしていきたい。そして次こそは大会で完走して記録を残せるように頑張る。

資料

車体図面

サーボ支え板

シャーシ

センサバー

フロントシャーシ

フロント軸受

右ギヤボックス

左ギヤボックス