2011年5月14日 技術講習会【機械編】

新人含め、受講者15名、指導スタッフ10名で実施されました。

最初に薦田室長から挨拶をいただき、スタッフの自己紹介を兼ねて挨拶しました。

座学の安全教育は作業をする際の注意事項を、服装の注意など基本的なことを含めプロジェクタを使って説明しました。その後、15人の受講者を二つの班に分かれて実習を行われました。

この技術講習会は、先輩から後輩へ技術を伝承する目的とともに、先輩がスタッフとなり、指導技術やプレゼンテーション能力の向上を目指す意味もあります。

受講生だけでなく、指導する側にも実のある講習会となりました。

カリキュラム

座学 担当
・安全講習 浦野蒼士君(電子機械工学科3年)
手仕上げ作業 担当
・測定器の使い方 上殿泰生君(機械工学科2年)
・ケガキ作業 鹿島健吾君(電子機械工学科2年)
・ヤスリ作業 中森智史君(電子機械工学科2年)
・コンタマシン作業 魚井成晃君(機械工学科2年)
・タップ作業 芝 和亮君(電子機械工学科3年)
・板金曲げ作業 山中拓也君(電子機械工学科3年)
機械作業 担当
・ボール盤作業 石川聖卓君(電子機械工学科2年)
・旋盤作業 浦中雄大君(電子機械工学科3年)
・フライス盤作業 中井智貴君(電子機械工学科2年)
・ドリル エンドミル作業 大林尭史君(電気電子工学科2年)

スナップ

奥田友彦君(機械工学科2年)

講師役の先輩方から、工具の使い方、大型マシンの使い方を教わりました。

ヤスリなどは使ったことがあったのですが、いままで自分が間違った使い方をしていることがわかりました。たとえば、ノギスは日常で使うことも少なくて、新しく覚えることができました。

技術講習会に参加して、寝屋川自由工房の雰囲気も伝わってきました。真剣さと楽しさが好い塩梅で混ざった面白い一日を過ごせました。

これから自由工房で、今までと違った経験ができると思うと楽しみです。

河口真丈君(メディアコンピュータシステム学科2年)

入りたての頃に学んだ内容とかぶっていることが多く、今回の講習会はいい復習になりました。

覚えたことを長い間使わずにいると、どうしても忘れていってしまうので、復習の機会があってたすかりました。

旋盤などの大型工作機は、初めて講義を受けました。これを使えばどのような部品が作れるかなど、興味がわきました。ちょっと変わったデザインの部品を作ってみたいです。

目黒隼人君基(礎理工学科 2年)

今回の技術講習会で、事故の防ぎ方など大切なことを教えてもらいました。

やはり、工作機械の使用には危険が伴うので事故が起こらないようにするのは当然だと思います。逆に事故の危険さえ取り除けば、非常に便利な道具だということも分かりました。

また、後片付けの徹底指導も当然ですが、次の人が効率的に作業しやくすることでも事故防止になると改めて思いました。

池田紘彰君(電子機械工学科1年)

今回の技術講習会では、機械加工について学びました。「ヤスリがけ」や「タップ作業」などの手作業や、「旋盤」や「フライス盤」などの工作機械について講義をうけました。高校生時代に経験がある作業もありましたが、使う環境や使い勝手などが変わったので、機械や測定器の正しい使い方を学び直す良い機会になりました。

これからたくさんの機械を使用することになると思うので、今日学んだことを忘れず、安全に気をつけて作業していきたいと思います。

講師役の先輩方、ありがとうございました。

坂 尚樹君(機械工学科1年)

技術講習会に参加させていただき、大変楽しかったです。

難しい機械を見せていただきありがとうございます。

色々な操作の仕方、危険なことをしてはいけないことなどの

ルールを教えて下さってありがとうございます。

この度は大変楽しく過ごせました。

今後もご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

なれないこともありますがよろしくお願いします。

三原和也君(通信工学科1年)

普通科の高校の出身なので、技術の授業はありませんでした。工作機械なんてほとんど触ったことはなく、使い方も全く知りませんでした。

今回、技術講習会で、基本的な使い方を先輩方が丁寧に教えてくれたのでよかったです。今度ボール盤を使ってネジがちゃんと入るネジ穴を作ってみたいです。

大西祐喜君(通信工学科1年)

私は今まで大型の工作機械に触れたことがなかったので、先輩方が丁寧に講義していただけてよかったです。

フライス盤は操作手順が多くて大変そうだと思いました。頑張って工作機械をしっかりと扱えるようになりたいです。

鮫島智樹君(電子機械工学科1年)

先輩方が熱心に機械や工具の使い方を教えてくれたので、使い方がよくわかりました。

教えてもらった事全てを覚えられたわけではありませんが、教えられたことを思い出して怪我をしないように注意して工作機械を使って行きたいです。

ヒヤリハットという言葉は初めて聞きました。とてもテキトーな名前に聞こえますが、それを心がけて重大な事故を防いでいきたいです。

渡辺 颯君(メディアコンピューターシステム学科1年)

講習会の内容は、工業高等学校で既に学んでいたことが多かったです。しかし、大体の使い方は知っているつもりだったけれど、詳しく教えていただいた中には、初めて知ったこともいくつかありました。

旋盤やフライス盤などは知識として知っていただけなので、実際の作業工程を間近に見ることができ勉強になりました。

昔からロボットを触っていて、こういったものが作りたいと思うことが多々ありました。これから、工作機械を使って自分で設計したロボットを作っていけるのがとても楽しみです。

そして、ロボットを通じて様々な人と協力しあい、交友関係もどんどん広げていきたいと思います。

戸次利仁君(メディアコンピュータシステム学科1年)

僕の行く四條畷の工房では、卓上ボール盤や卓上フライス盤などの機械を触ることはありません。しかし、ノギスっていう物を計るための道具の使い方は、四條畷の工房でも使うのでしっかり使えるようになりたいです。

そしてこの講義が終わってノギスを使って車のフレームを計りCADにデータを打ち込みました。

しかしノギスを使いこなしていなかったので、設計ミスをしてしまいました。このようなミスを2度としないようにしっかりなおかつ正確に計りたいです。

古川 聡君(メディアコンピューターシステム学科1年)

自由工房の技術講習会に参加しました。

寝屋川の自由工房には見たこともない機械がたくさんありました。講師役の上級生方がそれらの機械について説明をしてくれました。説明を聞いているだけでは、よくわからないことがありました。しかし、講師が説明をしながら実際に使ってみせてくれたので、とてもわかりやすかったです。

ただ、説明を聞いている間中、立ち続けていてたため、とても疲れてしまい、途中から集中できなくなり、わからないところが多々ありました。

この技術講習会に参加したおかげで今まで自分の知らなかった工作機械を知ることができ、何か新しいアイディア等が浮かびそうです。

藤本将登君(メディアコンピュータシステム学科1年)

技術講習会に参加し、初めて寝屋川の自由工房に行きました。

中学時代に見たような機器もありましたが、初めて見るような機械も多かったです。それらの機器について、講師役の先輩に使い方や注意事項、片付け方法などを指導してもらいました。

正直聞いただけでは、細かいことはわかりませんでしたが、使う機会に講習会の内容を思い出して身につけていこうと思います。

杉本大樹君(メディアコンピュータシステム学科1年)

今回の技術講習会はこれからの自由工房での自分の活動に役に立つことを色々教えてもらいました。

四条畷キャンパスには置いていない設備などがあり、それらの使い方なども教えていただきました。まだ自由工房に入ったばかりで、少し分からない点もありましたが、とても参考になりました。

西田光来君(電子機械工学科1年)

僕は今回の技術講習会を受講してものづくりに対する興味がさらに強くなりました。

元々持っていた知識が中学の技術の修行で習ったくらいだったので、工具の種類の多さに驚きました。講師の先輩方は大会で素晴らしい成績を残していて、その中に元は普通科の高校だった方もいると聞いたので驚きました。そして不安だらけだった心に希望が見えて来ました。

僕は個性豊かで優しい先輩方から様々なことを学び、先輩方のような成績を残していけるように努力していこうと思いました。

安部史和君(メディアコンピューターシステム学科 1年)

今回の技術講習会を受講して一番心に残った事は、先輩方がとても楽しそうにしていたことです。

初めて触れる機械や工具の使い方をとても親切に教えていただきました。

その時、先輩方はみんな笑顔でした。こんな笑顔ができるのは、自由工房での活動がとても面白いからだと思いました。

スタッフ代表コメント

浦野蒼士君(電子機械工学科3年)[寝屋川学生代表]

今回、新入生の感想文の添削作業をさせていただきました。感想文全体を見渡すと、新入生は様々な感想を持っていて、なんだか少しむずがゆかったです。

新入生の中に、講習会で新入生に教えてる私たちの姿を、楽しそうだと言ってくれた人がいました。そんな感想を持ってくれたのなら、この講習は大きな意味を持っていたのだと思います。

講習会の段取りの確認や講義の練習など、前準備にはかなりバタバタしましたが、無事に終了してよかったです。

正直なところ、新入生はこの講習で工作機械の使い方が理解できたわけではないでしょう。私たちも完璧に教えられたわけではありませんし、(無論それを目指して準備はしましたが……)

でも、今回の事を切っ掛けに新入生と私たち上級生がコミュニケーションを取りやすくなったのなら、私は幸せです。

荒柴祥太君(情報工学科3年)[四條畷学生代表]

自分は過去、1年2年と2度講習会を受けました。今年はリーダーとして、撮影兼、四条畷自由工房のメンバーの引率を担当させていただきました。

現在の2年、1年生は寝屋川学舎の自由工房には行ったことがないので、寝屋川にしかない大型工作機械などに圧倒されながらも、全員集中して講習を受けていたと思います。

また、四条畷にもある計測工具・ボール盤・折り曲げ加工器などの講習もあり、四条畷でも随時講習を行っておりますが、その予習・復習になったと思っています。

安全というのは作業をする上で最も重用視されるべきものです。

四条畷には大型の工作機械はありませんが、それでも気を緩めたり、勝手な使い方をすると危険な工具はたくさんあります。なので、工具を使う際は気を緩めることなく、安全に気を付けた活動を行っていきたいと思います。