マイコンカーラリー試走会レポート
2016年10月15日(土)に、自由工房でマイコンカーラリー試走会を行いました。
高校生たちが、近畿大会前に本番さながらのコースでマシンを調整し、他校や社会人のロボットビルダーと技術交流をする機会です。今回も、多くの方にご参加いただきました。
メンバー感想
三村 祐希也(電子機械工学科2年)
昨年度は計測会時に完走者が少なかったため、今回は、昨年度のコースを一部変更したのみで、ほぼ同一のものとしました。
結果は、basicが約50%、advancedは約40%の完走率でした。
前回よりも、完走率は伸びましたがbasicに関しては、もう少し伸びて欲しかったです。
高校生の皆さんには、こういった機会にノウハウを持った別の高校の方との交流を積極的に行ってもらいたいです。
少しノウハウを知るだけで、かなり完走率が変わると思います。
皆さん全員で、近畿マイコンカーラリーのレベルアップをしていきましょう。
近畿大会には、私も見学に行くので、全員完走を目指して頑張って下さい。
藤田勝(電子機械工学科3年)
私は、マイコンカーラリー試走会で受付と車検を担当しました。大勢参加してくれた高校生はキットのようなマシンを使用していますが、走行には学校それぞれに特色があって面白かったです。
受付終了後、午前中で帰ったため、試走自体を見ることができなくて残念です。
西尾昌征(機械工学科2年)
私は、マシンのタイムを記録する係を担当しました。去年と比べると、完走率はかなり上がっていて、カメラでコースを認識するものは12秒台という好タイムを記録していました。
参加者の様子を見ていると自分たちも頑張らなくてはいけないと思った。
漆原宏丞(電子機械工学科1年)
マイコンカーが実際にコースを走ってるのを初めて見ました。
まず最初に驚いたのはその速さです。自分がこれまで触れてきたロボット、もといマシンは、マイコンカーほど速くありませんでした。各マイコンカーが走るたび、カーブや直角コーナーをあの速さで曲がれるのは凄いと思いました。
ほとんどのマイコンカーがセンサーで線を読み取って走るのに対して、画像処理で走るマイコンカーが居たことにも驚きました。使っている手法によっては、自分が今作っているロボットに応用できると思いました。
千葉 到(電子機械工学科1年)
僕はマイコンカーラリー試走会の手伝いでスタッフをしました。
前日に机や邪魔な物を工房のみんなで部屋の後ろに片づけました。
そしてコースを設営しました。僕はコースの裏にデータが書いてあるので分かりやすくしようと思って裏向きに置いてしまいました。
すると、先輩に表の面はマイコンカーが読み取るから汚れたり傷ついてしまうと使えなくなると言われてしまいました。
次は表向きに置こうと思います。沢山のコースが有って結構重いと思いました。当日は午前8時30分に集合しました。
当日にスタッフ証のひもが絡まっていたのでそれをほどいて他のスタッフの人に渡す作業をしました。僕の担当はロボット検査でした。
前日に三村さんから作業の説明を受けていました。作業は二つありました。マイコンカーが坂道で引っ掛からないかの検査が有りました。
そして、マイコンカーの車輪がべたついていないかの検査がありました。マイコンカーの車輪がべたついていないかという事がどうして大事なのかと言う事がありました。
それは車輪の粘着性が有りすぎると不正にロボットのタイムを早くできるからだと言われました。僕はロボットが故障しないためかと思っていたので意外だと思いました。
受付時間になって参加者の人たちがやってきました。参加者の人はほとんど工業高校の生徒の方と引率の先生の方でした。
検査は受付と同じ場所だったので大きな声で笑顔で挨拶をするよう考えて挨拶をしました。でも、僕は人付き合いが余り得意ではないので緊張しました。
ロボットの検査は藤田さんと二人で担当しました。余り今までそういう検査の作業はやっていなかったのでスムーズに検査を行うのが最初の方は難しかったです。
慣れると検査自体は難しくないなと思いました。しかし、検査に引っ掛かるロボットが2、3台出てしまいました。
たぶん運が悪くて引っ掛かったのであって不正に近いことをしようとしてはいないだろうなと思いました。そのロボットもメンテナンスをして検査をパスしたので良かったと思いました。
検査の仕事自体は午前中には終わる事でした。それが終わるとマイコンカーがフリー走行するのをコースの横で見させてもらいました。
速度が遅いマイコンカーからすごく早いマイコンカーまで有りました。機体自体はそんなに違わないのかと思いました。
それが速度が大幅に違うのはプログラムが全然違うのでは無いのかなと思いました。
ライントレースする途中に派手にコースアウトしてしまう車が有ってコースから外れないようにライントレースをするのは結構難しいんだろうなと思いました。
僕の作業は午前中で終わりでその後すぐに帰りました。何か仕事をしたり難しい作業をしたわけでもないががスタッフとして結構うまく試走会の手伝いができて嬉しかったです。
二瓶悠介(電子機械工学科1年)
今回は前日にコース設営などの準備、当日にタイム計測係とコースのメンテナンスをしました。タイム計測は、主にスタートのゲートスイッチを押して一周したタイムを読み上げる仕事です。
実際にマイコンカーが走るところを初めて見ました。高校生の部は、走行回数を重ねるにつれて完走する機体が増えました。高校生の技術力の高さを感じました。
一般の部はどの機体もスピードがとても速く驚きました。知能ロボットの機体もマイコンカー並みに速度を上げたいです。
山田秦也(電子機械工学科1年)
私は参加者の受付を担当しました。受付の仕事は午前中で終わるので、午後は計測の手伝いをしてました。
参加していたマイコンカーは、ラインをセンサーでトレースをしているものや、画像処理でラインを検出しているものがありました。
ラインの認識がうまくいってて12秒台で完走しているものや、ゆっくりではあるが完走しているものもありました。
一回目の計測ではミスをしていた人が2回目では完走していたのをみてすごかったです。
今回の試走会を手伝う前はマイコンカーラリーについてあまり分からなかったのですが、少しは競技を知ることができよかったです。
山田寛子(電子機械工学科1年)
私は、受付と車検をしました。検査の方では、坂でつまずいているひとが多いなと感じました。