「マイクロマウス全日本大会」レポート
2018年12月2日、第39マイクロマウス全日本大会が東京工芸大学厚木キャンパスで開催されました。自由工房からは、地区大会で完走した4名がクラシックマウス競技に出場しました。
メンバー完走
長澤 雄太(電子機械工学科2年)
目標は受賞ですが、初参加の大会なので挑戦の方が目的としては強いです。
結果は、3回目の走行で探索しながらゴールに到達。記録は1:37.690で63位でした。
機体は、プログラムを組み始めて2年目になる市販キットです。袋小路での姿勢調整を自分なりに工夫しました。
大会までに、他にも多くの調整などをしました。できるだけ早く動けるように一回の調整でより多くのことができるようにしています。
大会は、全日本大会だけあって難しい迷路で、参加している方々が速かったです。多くのマウスを見て、次の機体のコンセプトや新しい調整方法などがわかりました。
次は新しい機体を作り、それで全日本大会に出たいです。
山田寛子(電子機械工学科3年)
株式会社アールティから発売されているPiCo Classic2を使っています。ステッピングモータ2個、赤外線センサー4セットを搭載しています。このロボット「rabbit01」は、わたしが初めて作ったものです。
関西地区大会で迷路を完走し、全日本マイクロマウス2018の出場券を得ました。
全日本大会は地区対会よりも迷路は難しくなるけれど、探索モードでゴールが目標でした。安定走行するように調整し、壁を確認するプログラミングを追加しました。
全日本マイクロマウス大会は、マイクロマウスの世界大会とも言われてる大会でもあるだけに、国内外の参加者もたくさんいました。地区大会では、自作マウスの参加者が多いですが、全日本では、Pi:Co Classicを使っている参加者も多くいました。迷路の難易度も普段より高く、調整に苦戦しました。 記録02:09.191でゴールできました。
来年に向けて、地区大会で迷路を最短走行で完走できるよう安定した走行ができるモードを追加したいです。
駒木根 直人(電子機械工学科1年)
関西地区対会では、超信地旋回だったので、タイムを縮めるために教えてもらいながらスラロームを搭載しました。
関西地区のタイムより早くし安定性をあげました。探索走行で2回ゴールできました。
全日本大会は、外国人がとても多く、マイクロマウスはあらゆる所でやられている事を実感しました。
来年に向けて最短走行をちゃんと走れるようにしたいです。
永澤一輝(電子機械工学科1年)
いつか全日本で一位をとるため、出場者の方々を見て自分の次の課題に生かしたい。交流をはかってマイクロマウスをもっと知りたいと考えて参加しました。
全日本大会は、壁のないコースばかりと聞いていたので、壁の補正を加え、そして中部地区大会では姿勢制御を敏感に働かせてたのを抑え目にしました。
市販キットPi;Co2で参加しました。1:26:052で探索走行でゴールできました。
マイクロマウス大会規模の大きさを感じました。外国人の方々も挑戦してるし、英語でマイクロマウスについて語ってる日本人と外国人の方々も見かけ、自分としてはその光景は人生で初めて見るもので、このチャンスを生かして交流をさせてもらい、他大学の生徒の方ともお友達になれました。すごくいい経験になりました。
大会を終えた後、来年入学する新入生にマイクロマウスの面白さを伝えるために準備をしたいと思っています。
今回の全国日本大会で知り合った方々を驚かすほどの脅威的なマウスを造りたいです。オフシーズンが半年ほどあるので、ツメツメで頑張りたいと思います!