ヒト型レスキューロボットコンテスト®2019
2019年11月3日(日)大阪電気通信大学駅前キャンパスにて、「ヒト型レスキューロボットコンテスト®2019」が開催されました。自由工房からは3名が参加。千谷 玲央君(情報学科1年)が目視部門で第3位、小田智史(電子機械工学科1年)が技術賞を受賞しました。
メンバー感想
小田智史(電子機械工学科1年)
初めての大会に出場し、大会の雰囲気や、他の選手のロボット技術を学ぶために参加しました。
自分のロボットを作っていましたが、結局期日までに間に合わなかったです。そのため3回生の阪上先輩のロボット「ヤタガラス」を借りて出場しました。先輩のロボットが技術賞を受賞しました。
初めての大会で、一番最初に競技をしたため緊張して、操作に焦りが出ました。他の選手の競技を見て、ロボットの動きやスムーズさを学べました。
次回の目標は、まずは戦いのための腕の設計を行い、次の大会は操作や、モーションの準備に時間をかけれるように計画し、本番当日に一発勝負にならないようにしたいです。
千谷玲央(情報学科1年)
ロボット名の「メカカニ」に恥じないような大きなハサミを持っており、そのハサミで救助者をつかみます。センサー等は搭載しておりません。
前回出場した学生リーグでは第3位だったので、それ以上の成績を目標にしていました。今回のレスキューロボットコンテストは大きめの大会だったので、表彰されれば御の字という気持ちで挑みました。
大会までに紆余曲折あり、練習時間があまりとれませんでした。しかし、ロボットを使えない時間も操縦のボタン配置を覚えるなど、できる限りのことを頑張りました。
これほどの規模の大会は初めてで、会場の雰囲気に気圧されそうになりました。機体の右肩の状態が万全でない状況での参加でしたが、最後までしっかりと走ってくれた時はとても嬉しく感じました。しかし、要救助者の運搬を足で行ったことは、現実的でない救助法だったなと反省しています。
今回、第3位という結果になりましたが、今度は1位を目指して頑張りたいです。次回参加するときは、要救助者の運搬をロボットの手で行いたいです。
白井 拓也(電子機械工学科2年)
ロボット「emerald」は、搬送作業の際にロボットを背中向きで左手で上半身を支えます。また、右手で下半身を支え、手をひねって微調整できるような機体です。
ファーストミッションの全タスクのクリアを目標にして参加しました。
操縦練習は、基本操作に慣れることから始めました。そして、4つのタスクをどのように越えることができるのかの作戦を練りました。
「トンネルくぐり」、「段差乗り越え」、「がれき撤去」の3つのタスクは危なげなく越えられました。しかし、搬送作業の際で機体の脚部にトラブルが発生しました。トラブルの要因としてはサーボが破損してしまったことであると考えられます。
機体のサーボが破損しないように、サーボの点検を欠かさず万全の状態で大会に臨めるようにしたと思います。