「第27回姫路ロボチャレンジ」レポート

2019年12月15日に、姫路科学館にて第27回姫路ロボチャレンジが開催されました。自由工房からは、吉田 拓斗君(機械工学科3年)が出場し、総合4位の成績を納めました。

メンバー感想

吉田 拓斗(機械工学科3年)

新型の「<(クレシェンド)」で出場しました。前のロボット「>(デクレッシェンド)」で出た問題の条件をより明確化する為に全く逆のコンセプトで設計しました。大会1ヶ月前からロボットの構成部品の切削を始めました。自分のやりたい事を明確にし、形にしました。

前ロボットとは違い、今回は重心を大きく上げてより人間らしい見た目にしました。人間により近づけたことによってロボットのできることが増え、よりロボット制御の技術力を向上させることができるようになったと思います。

新造機体の性能テストの一環として参加をしました。姫路ロボチャレンジはオブジェクト搬送、自律競技、歩く・走る、戦うと4種目あります。一つの競技だけで順位が出る大会ではなく、多種多様なパフォーマンスを総合的に争う大会となっており、ロボットの性能テストとして最適な大会だと思います。

全ての競技で良い成績を出すことができたと思いますが満足はしていません。

4種目あった競技の中でも自律競技が一番調整ができていませんでした。僕は工学部の学生で、機構などハード(ロボットの設計)が得意ではあるのですが、ソフトウェア(プログラム)の方が苦手というか、今大会のため1から勉強しました。

僕にはプログラムの知識が足りないと思い、勉強するためにはどうすればいいのか考え研究室先を機械工学科から情報学科と別キャンパス,別学科の研究室に入り、実践を通して今後学んでいきたいと思います。

自分に足りないことを明確にし、足りない技術・知識を学んでいきたいと思います。