第22回ROBO-ONE Light レポート

2021年2月27日(土) 第22回ROBO-ONE Lightが開催されました。今大会はCovid19感染拡大防止のためリモートによる大会となりました。
自由工房からは2名が出場し、鈴木伊吹(情報学科1年)の「KaRo-T」ベスト8の成績を納めました。

メンバー感想

鈴木伊吹(情報学科1年)

足を平行リンクで互い違いに配置しています。肩のサーボモーターも斜めに配置して、攻撃の際と起き上がりの際に有利になるようにしています。
ROBO-ONE Lightの参加目標は優勝です。大会までに、機体と大会用のモーションを作成して臨みました。
今回の大会に出場して、私の機体はリモートバトル用に適した形のロボットではないため、点数を多く稼ぐことができませんでした。次回のROBO-ONEでは今回参加した1kg級の機体と新たに3kg級の機体を制作し、出場できるようにしたいです。
そのためには現在の機体の強化と新機体の設計、制作を9月までに終わらせることが必要です。

吉田 拓斗(機械工学科4年)

ロボットフレームをカーボン材で製作しており、強度を保ちつつロボットを軽量するために細部までこだわっているロボットです。
ロボットが動作するのに関節の速度,トルクなど普通ならサーボモータの選定で解決する問題ですが、小型サーボを定格電圧より電圧を上げることで小さいながらハイスピードで制御することに成功しました。
上記のロボットコンセプトを詰め込んだことでバク転(前方向)することができます。
本大会には61台がエントリーしており、予選通過台数は33台と倍率約2倍となっており予選通過を目標に準備を行いました。
前回大会の動画を何度も見て、評価点の高い大技の開発・研究を行いました。自分は31位とギリギリで予選を通過できました。た。
ROBO-ONE Lightには今回が初参加だったのですが、目標である予選通過することができてよかったです。
結果としては、決勝トーナメント1回戦敗退となってしまいましたが、学ぶことが多い大会になりました。
カーボン材をロボットフレームに使った経験がなかったので、壊れてしまった箇所を設計から見直しする予定です。