「ロボファイト23」出場レポート

2021年11月13~14日に、ATCにて「ロボファイト23」が開催されました。今回から、ROBO-ONE新ルールにのっとりロボットの重量が4kgまで出場可能となりました。大阪電気通信大学 自由工房からは1kg以下軽量級に3体、3~4kg級に1体のロボットが出場しました。
島田紘也(電子機械工学科2年)が、light級で3位に入賞しました。

公式サイト:ロボットフォース

メンバーの感想

島田紘也(電子機械工学科2年)

3月に行われるROBO-ONE lightの認定権を取得するために、「ふぇむと」で参加しました。結果は3位でした。
従来の3セル11.1V用サーボでは軸数が多く詰めなかったので、2セル用のサーボとバッテリーを使用し、肘関節を取り入れ攻撃のバリエーションを増やしました。
設計に時間をかけたので、切削から加工までの時間を早くし、モーション作成と操縦練習にリソースを咲きました。
久しぶりのオフライン大会ということもあって、他の参加者やオペレーターと情報交換することができ、機体アイデアの幅が広がりました。
認定権が取れなかったのでROBO-ONEまでに開催される認定大会で認定権を取得したいです。

瀬川捷登(電子機械工学科2年)

light級に出場した「レッドライダー」はいたってシンプルな機体で、特に突出したとことはないです。
大会で入賞するのを目標に、モーションの改良と操縦練習をしました。
結果は一回戦敗退でしたが、格上相手にダウンを取り、延長戦に持ち込めたのは良かったと思います。
今回わかった欠点を踏まえて、新型機の設計をする。

鈴木伊吹(情報学科2年)

light級に出場しました。今回の機体「Gate」は、前回使用したロボットの上半身を改造して、高出力のサーボモータを腰ピッチに使用し、相手を持ち上げる機構です。
ROBO-ONE認定権の獲得を目標にして、今回の大会までに、機体の改造を間に合わせました。
大会に出場して、自分の攻撃のリーチが短く相手にあてづらいため、ダウンが取れませんでした。ルールでは1kgの機体は26cmまで腕を伸ばせるため、次回までに腕先の改造を行いたいと思います。

鈴木伊吹(情報学科2年)

3~4kg級に出場しました。「Scout」はシンプルな軸配置の機体で、腕は先輩のロボットから引き継いだものです。
ROBO-ONE認定権の獲得のため、安定したモーションの作成と、バッテリーパックの強化をしました。
今回の大会で、1試合目に足の板金が壊れてしまい、敗者復活戦で3勝して3位決定戦で負けてしまいました。結果は4位です。
大会ではあまり4kg級の機体は出てこなかったですが、出ていた4kgの機体は上位にいたため、私も次回大会までに4kgに対応していきたいと思いました。