「MISUMI presents 第41回ROBO-ONE」レポート

2022年9年24日、25日に、厚木商工会議所において「MISUMI presents 第41回ROBO-ONE」が開催されました。
予選をROBO-ONEパフォーマンス、本選はロボットバトルが行われました。自由工房から、島田紘也君(電子機械工学科3年)が「フェムト」で4kg以下級に出場し、ベスト16位。人工知能ロボット賞受賞しました。

公式URL:https://www.robo-one.com/roboones/index/67

メンバー感想

島田紘也(電子機械工学科3年)

「フェムト」で4kg以下級に出場し、ベスト16。人工知能ロボット賞受賞しました。
フェムトは肩に180kgf・㎝の強力なモータを搭載しており、そのパワーで相手機体を倒します。大会上位入賞を目指して参加しました。
また、半年前のROBOFight24で決勝進出シード権を獲得していたので、予選は確実に突破できることが分かっていたのでバトル用モーションに力を入れました。
久しぶりの実地大会ということもあり戸惑うところもあったが、初出場にしては良い経験が積めました。
ハード面のがたが出てきたので設計をして作り直したいです。

田中凌也(電子機械工学科2年)

「エデルクリーガー」で出場し、パフォーマンス部門で42位になりました。
エデルクリーガーは、大きな手と腕のダブルサーボが特徴で、高トルク、高スピードで相手をなぎ払うことができます。肩のピッチ軸、腕先のダブルサーボを追加しました。
パフォーマンス部門兼予選を通過し、ファイト部門に参加すること、またファイト部門で好成績を取ることが目標でした。
大会は、初日のパフォーマンス部門、二日目のファイト部門と二日に分けて開催されました。ファイト部門参加にはパフォーマンス部門で上位に入賞しなければいけないのですが、入賞できずファイト部門には参加できませんでした。
しかし今回、久しぶりの現地開催だった為、他の参加者と交流ができました。
Light級の大会に参加する為、1.2kg機の製作をしようと考えてます。

石上 隼(電子機械工学科1年)

「リキット」は、低身長、低重心をコンセプトにして製作しました。
下半身の関節部分に長穴原則という機構を用いています。腰と肩の関節には三段スラストベアリングを用いました。。
一番の目標は自作ロボットで優勝することです。また、自分が作ったロボットがどこまで通用するのかを確かめることです。
ロボットが安定した動き、素早い動きの実現に向けてモーション作りに力を入れました。また、試合中にねじが緩まないようにダブルナットを用いるなどハード面の強化をしました。
ロボットのモーション作りの際に、通信の遅延、サーボが予期できない動きをするなどのトラブルがありました。そこで、原因を突き止めることができず、また自分の力で治すことができず、知識不足、技術不足だと実感しました。
トラブルが生じたときに自分の力で解決できるように、マニュアルを読むなど知識を深めていきたいです。また、次回の大会に向けて、ジャイロセンサーやボールねじを用いた足などの強化に努めていきたいです。

川端 虹晴(電子機械工学科1年)

「孔雀」でROBO-ONE ファイト部門に出場しました。孔雀は、高身長、高リーチ機体で相手のリーチ外から攻撃をするのがコンセプトです。肩を大きくすることによってよりリーチを伸ばすことに成功しました。
出場した目標は、大会で優勝するのと他の選手との交流です。
事前に機体の設計や切削、加工、モーション作成などに取り組みました。
準備不足でモーションをするのがROBO-ONE当日となってしまいました。
朝の段階で機体のモーションが全くできていない状況からギリギリまでモーションを作り予選、ランブルと出れただけでもこの1日でかなりの進歩したのではないかと思います。
大学生になってから初めての大会で色んな選手と話せてとても勉強になりました。
予選は通らなかったのですがまだまだこの孔雀伸びしろがあるなと感じました。
次の認定大会に向けて今回の大会で腕の長さが規定に引っかかったのでその修正とモーションの作成をしたいと思います。