レスキューロボットコンテスト とは

開催時期:予選6月、本戦8月

競技内容

 レスキューロボットコンテストは、レスキュー活動をテーマとするロボットコンテストです。倒壊した建物を模したテストフィールドで、被災した人を模した人形(通称ダミヤン)を遠隔操縦ロボットにより決められた時間内に救出活動を行う競技となっています。ダミヤンの救助だけなく、倒壊した建物の瓦礫の撤去や通電・復電による火災の防止といった二次災害の危険への対策などがミッションとして設定されています。
 大会での評価は、テストフィールドで達成できたミッションの数やダミヤンへの負担の少なさだけでなく、どのような救助活動を行うのかPowerPointを用いての発表や、救助活動を行う機体の完成度、実用性といった部分も評価の対象となっています。

面白いポイント

 レスキューロボットコンテストの面白いポイントは「チームで1から機体をつくる」ことです。機体の設計に入る前にチーム全体で「どのような救助活動を行うか」を考えます。どのような救助活動が求められているのか、考えた救助活動を実現させるためにはどのような機構や機能が必要かをチームで考え、その後機体の作成を行います。大会で考えた救助活動を実現できた時や機体にしてほしい動きができた時の喜びはこのプロジェクトが最も大きいでしょう。

得られるスキル

・機体設計
・回路設計
・プログラミング
・コミュニケーション能力
・スケジュール管理能力