マイコンカーラリー

開催時期:1月

競技説明

マイコンカーラリーはセンサーでコースを検知し、タイムを競い合う競技です。コースには真ん中に白線が引かれていて車体先端についている8つのセンサーでライントレースをし、プログラムにより自動走行させます。プログラムはC言語で書かれている公式から出ているプログラムの土台を追加したり変更したりしてコースを一秒でも早く走れるように調整していきます。マイコンカーにはBasic部門、Advance部門、Camera部門の3つがあります。Basic部門はセンサーやモーターの数が決められており機体によるスピード差がそこまで出ない為、初心者向きの部門となっています。Advance部門は四輪駆動となり規定が少なくなるので上級者向けの部門となっています。Camera部門は他の部門のセンサーと違ってカメラによりコースを認識し走行します。光の加減等により認識の仕方が変わってしまったりするのでとても難易度が高い物となっています。大会では予選が終わったのちに人数をしぼりトーナメント形式で競い合うので、ただ早く走らせればいいというわけじゃないので対戦相手との読み合いが発生したりします。

面白いポイント

マイコンカーラリープロジェクトでは一人一台マイコンカーを作って行くので車体に自分の個性を出して制作する事が出来るのでそれが魅力の一つです。そして一人で設計から加工、プログラムまで自分でやるので設計で扱うFusion360等の設計ソフトの扱い方や工房にある工作機械を使った加工等や基盤のはんだ付け等様々なスキルを身に着けることができます。プログラムは定数を少しずつ変えていって走らせてダメだった部分を修正しての繰り返しなので上手く走れるか走らないかが直ぐに分かるので自分の成果が分かりやすいところも魅力です。大会には社会人の方々も参加なされたりするので、とんでもない速さで走るものを見るだけでも面白かったりします。大会に参加している有識者の話など聞くことが出来るのでその知識を盗み自分の技術を上げることもできます。

得られるスキル

工作機械による加工、Fusion360等の設計ソフトの扱い方、基盤制作によるはんだ付け技能、車体の設計に伴う機構の知識