第36回マイクロマウス中部地区初級者大会

2023年9月3日(日)に、名古屋工学院専門学校で開催された「第36回マイクロマウス中部地区初級者大会」に自由工房から2名が参加しました。
、山口 拓也さん(電気電子工学科3年)3位、山口 拓也さん(電気電子工学科3年)が4位に入賞しました。

公式サイト:http://mmc-chubu.cocolog-nifty.com/blog/2023/09/post-1a21bb.html

メンバー感想

山口 拓也(電気電子工学科3年)

ロボットレースに「響」で初出場し、完走(2分14秒420)しました。
今回の大会からロボットレースを始めました。
急ぎで開発しなくてはならなかったため、基板を一枚板で作るのではなく複数基板を組み上げて形にしました。複数基板にすることで基板のミスが発生しても原因となる基板だけを交換することができるので開発時間短縮に役立ちました。
12月の学生大会に参加予定でしたが、それまでに大会で走らせて練習させたいと考えていたので参加しました。
12月の大会に参加予定でしたが急遽9月の大会に参加することにしたので開発時間をかなり前倒しで作業しました。
ロボットレースを1から開発することは初めてでしたので工房のメンバー、室長さんや学外の方に色々な意見を頂き形にすることができました。
結果としては完走するのに2分以上かかりましたが無事に完走する事ができたのでうれしかったです。また、入賞させていただくことができました。
大会終わりに社会人の方と技術交流させていただく機会があり学生大会に向けて改良した方がいいところを話し合いました。
機体もプログラムも改善点が沢山出てきましたので12月の学生大会に向けて一つでも多く改善できるよう頑張ります。

山口 拓也(電気電子工学科3年)

マイクロマウスは時間内であれば5走させることができます。私のマウス「響」は、人の手で速度を決めなくてもあらかじめプログラムしている速度で自動的に5走することができます。
また、最初のキット段階のプログラムではゴール値をパソコンからでしか変更できませんでしたが、今年からはマウス本体で変更できるようにしてあります。
安定して走らせることができるか確認のために参加しました。
事前に、機体の整備を丁寧に行いました。コネクタの圧着部分が断線しかけていたりネジが緩んでいたりすることがあるので確認をしました。
また、スラローム走行プログラムの一部変更や処理速度を早くするために無駄なプログラムを整理しました。
2走目までは自動で走れていたのですが3走のゴール付近でスラローム走行のずれがあったみたいで柱にぶつかってしまいました。
残りの3、4走でもスラローム走行を試しましたが、残念ながらうまく走る事はできませんでした。
結果としては2走目の56秒335が記録になり入賞することができました。
次回の目標は、学生大会で自動走行を安定的に走らせることです。

坂上公哉(電子機械工学科1年)

クラシックマウス競技に「騒速」で参加し、53秒707で感想しました。
今回、参加した目的は学生大会、全国大会に向けての練習です。そして少しでも先輩方に近づくための実績が欲しかったからです。
中部初級者大会までにやったことは、fusionなどのCADを使いマイクロマウスの下板を作成し、モーターを大きい物に変えました。
私はこの大会で準優勝をとることができました。マイクロマウス中部地区初級者大会での準優勝は、私にとって非常に光栄であり、楽しい経験でした。この大会に参加したことは、私のスキルを向上させる貴重な機会となりました。
4月からマイクロマウスを始め、この4カ月の過程で何度もトライアンドエラーを繰り返しました。そして、その努力が実り、準優勝の成績を収めることができました。私はこの経験を糧にし、これからも努力をし続けていきます。
次回の大会までにやることは今使っている3つのセンサーを4つに増やし、ちょっとでもタイムを短くできるようにプログラムを改善することです。