picoEV・エコチャレンジ2021

2021年3月7日、PicoEVエコチャレンジが開催されました。エコロジーな超小型モビリティの30分間の走行距離を競います。自由工房からは、知能ロボコンプロジェクトがチーム名「Team Ku-On」に「forlz」で出場。準優勝に輝きました。

メンバー感想

大西海人(電子機械工学科1年)

forlzは、車両躯体を軽量木材(シナランバーコア材)を使用して制作することで、車体の大きさに対する重量を軽くしました。アッカーマン機構を採用し、アルミニウム合金製の部材の肉抜きをトラス構造にすることで、強度を保ちつつ限界まで軽量化することに成功しました。
EVカープロジェクトの一回生の教育のため参加し、大会を通してものづくりの技術を学ぶことを目的としました。
チーム全体としては、先輩方の車体を参考に設計し、役割を分担することで、効率的に作業を進めました。
僕自身はEVカープロジェクトとは別のプロジェクトに所属しているため、あえて直接作業には関わらず、チーム全体の作業予定の調整などの裏方作業に徹していました。
他の出場チームは研究室のチームなど、上回生ばかりであったにも関わらず、他のチームと比べても全く遜色ない完成度であり、実際の結果として初出場で準優勝という快挙を成し遂げたため、本当に凄いと思っています。
また、僕としてもこれから先自分のプロジェクトを引っ張っていくことになるため、その経験を先に積むことができ、とてもいい経験になりました。
次の目標は、これから入ってくる新一回生に技術を継承していき、自分自身の技術力も高めていく上で、プロジェクトの作業も進めていきたいです。

河野息吹(基礎理工学科1年)

私は、forlzのプログラムを担当しました。目標はラップタイマー、電圧計、スピードメーターをプログラムすることでした。基礎を学びつつ、ラップタイマーのプログラムを書きました。
大会では、他学校の方々の個性あふれる車両を見たり、発表を聞く中で、ものづくりの面白さを感じました。
私は、まだ一人でプログラムを書くことができません。ですので、まずは検索能力を鍛えたり、情報収集を趣味にしたり、さまざまなものに興味を持ち広く勉強したいです。

山中 頼(機械工学科1年)

私は、Forlzの車体設計を担当しました。先輩にCADの使い方を教えてもらい、車体の設計を行いました。木材で車体のフレームを作ったことにより車体の計量化とコストの削減を行いました。アッカーマン機構をpico EV車のものを作り計量化を行いました。
参加の目的は今後ソーラーカーを作っていくために基礎となる勉強の一環のために参加しました。目標としては過去の走行記録を上回ることを目標にしました。
もの作りの大会に初めて参加してみて自分たちの納得できるものを作ることができたし、もの作りに対する知識を身に付けることができて良かったです。
今後の目標としては先輩たちと一緒にソーラーカーを作っていくので、今回の大会を通して得た知識を生かしていきたいです。

米倉 諒太(機械工学科1年)

僕は、車体設計と大会当日のプレゼンテーションを担当しました。
車体にシナランバーコア材を使用して、車体の軽量化と安全性を向上させました。また、前輪部分では車両の方向転換のためにアッカーマン機構を採用しました。
EV班において、ソーラーカーを製作するための基礎を勉強することを目標として、小型電気自動車(picoEV)の大会に参加することになりました。
車製作は全員初めてのため、CADや電動工具などの扱い方を上級生に聞きながら、車両の製作を進めました。
今回、初めてEVに関する大会に出て、車両製作の基礎を勉強できたし、他チームの発表も見れたことで、自分たちにはない技術などを知ることができたので、とても充実した貴重な機会になったと思います。
僕たちの次回の目標は、ソーラーカーを製作し大会に出場することだが、その前に新入生が来るので、春期休暇の間にさらに技術などを向上させたいと思います。