「活動報告」カテゴリーアーカイブ
定例ミーティング
和田貴大君(情報工学科4年)と池田紘彰君(電子機械工学科1年)のお土産をいただきながら、ミーティングを行いました。新規メンバ募集の案内ポスターを全員で練りこみました。出来上がりが楽しみです。
薦田室長よりメッセージ
加工講座の時に、フライス本体の軸にバッククラッシュが多いといわれました。加工中にロックしたまま、自動送りなどをするとネジが痛みます。
不具合のあるマシンを使用していると、加工精度がでなくなるし、トラブルが起きると注意されました。
ボールポイントが入った交換パーツを探してきました。これを使うと4〜7kgまでの加重調整が効きます。これを入れれば、圧力で押さえながら動かすことができるようになります。
マシンは2年後には買い替えを検討する必要があります。マシン寿命が近づいているので、大事に使用してください。
肉抜き効果
核素材を肉抜きした場合に、どのくらい軽量化できるのか調べました。その結果、肉抜きなしでポリカーボネートを使う予定です。質量が軽くて、肉抜きをしなくてもジュラルミンやカーボンより軽いからです。(三原和也君:通信工学科1年)
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定例ミーティング
各プロジェクトが、来年度に向けてそれぞれ新規マシンの設計に取り掛かっています。図面設計をプロジェクターで表示して、製作状況を発表しました。レスコンは来週には図面が完成し、部品製作に取り掛かる予定です。
薦田室長からのメッセージ
図面は、箱モノを描くのであれば、それの展開図としてわかるように描くのがルールです。
寸法があっていることが一目でわかるように配置するのも、必要です。
図面ができあがってきて、イメージがつかめてきたと思います。それが見えないと、不安になる。
100点満点でなくてもいいから、ユニットの加工がどのくらい時間が掛かるのか? そういう情報を共有していくことが必要です。
そうすることで、作業の手が足りない部分も見えてくるでしょう。メンバー全員で作業の進捗情報を共用できるようにしていくことが重要です。
平行して作業ができるようにしていかないと、進捗が遅れます。メンバーで平行作業をするために必要なのが、日程表です。
モノ作りの納期は決まっています。その日までに完成させなければならないし。試運転も必要です。そのために逆算して計画を立てていかないと、プロジェクトは成功しません。
今の状態を見ていると、加工の段階でプロジェクト間で予定がぶつかってしまうでしょう。加工機械を使うスケジュールを共有しておかないと、工程が遅れるので注意しましょう。
定例ミーティング
今週は、外部から機械加工のプロを招き、旋盤やフライス盤の講習を実施しました。来年度の新入生に自信をもって技術を伝えられるように学びました。
薦田室長からのメッセージ
加工講習会お疲れ様でした。講習を受けて、いい刺激を受けたと思います。
機械の構造を知って、できること/無理なことも理解できたでしょう。表面的な問題ではなく、本質を理解するのが重要です。それを知った上で、もの作りに取り組んでいただきたい。
技術だけではなく、安全管理、危険予知の意識も高めてください。技術が上がっても、基本的な安全管理ができていなくてはなりません。くれぐれも怪我がないように、気をつけて作業を行っていってください。
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オシロスコープの講習会
13:30〜16:00の2時間、Tektronix社様による出前オシロスコープの講習会を寝屋川自由工房で開催しました。メンバー13名が参加し、有意義な講習会でした。
内容は、デジタル・フォスファ・オシロスコープ(DPO)の取り扱いを8台のオシロスコープと信号発生ボードを使って実際に計測しながら学びました。
初心者にもわかりやすく、オシロスコープで何ができるか? と、その種類についての説明があり、測定のための基本設定とプローブの取り扱いからトリガのかけ方、平均値の表示の仕方などDPOオシロスコープの機能を教えていただきました。
参加者は講習会後「さらに経験を増やして、しっかり使えるようにしたい」「今後のロボットづくりにおける課題解決に大いに役立てたい」と、意欲を燃やしていました。
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定例ミーティング
レスコンプロジェクトがアイデアシートの発表を行いました。これまで培ってきた実績をリソースとし、よりいいものを作り上げていきます。マイコンカーラリーも、電通大杯に向けて頑張っています。
薦田先生からのメッセージ
マイコンカーラリーのマシンが走行中にリセットして、止まってしまうというトラブルが以前から報告されています。
こうしたトラブルは、もの作りにはつきものです。複雑なものになればなるほど、トラブルは起きます。トラブルは電気的にあわられるが、原因を突き詰めると機械的な要素にあることが多いので原因を追究してください。
今の様子を見ていると、トラブルが発生した現象しかみていません。リセットのように、たまにしか起こらない現象の解決は難しいです。
まず、原因の切り分けをしなくてはなりません。何度も走行させて、トラブルが発生した時のデータを取る必要があります。
コースの状況で発生するのか、走行距離によるのか、電池の状況が影響しているのか? いろいろ調べていく中で、トラブルの発生条件がわかれば、解決は近くなります。
共通条件がないのなら、また他のアプローチが必要となります。
機械は嘘は言わないから、正しい方法で原因を追究すれば、原因は見つかります。そのためには、設計を理解していなくてはなりません。
わからない部分があるのなら、知っている人に教わって理解してください。先輩がそういう経験を積んでいるのなら、問題解決のノウハウを教えてほしいです。
トラブルを解決しない限り、次のステップには進めません。一つ一つクリアすることで、知識やモノを考える力がつきます。トラブルはスキルアップのいいチャンスです。頑張って乗り越えてください。