2010年8月8日 マイコンカーラリーオープンセミナー
講演資料
- 「画像処理によるMCR基礎編」第2回電通大杯優勝マシン公開」
- 講師:林 雄一氏(大阪電気通信大学 自由工房)
動画
- 受講生の走行(WMV形式,10.7MB)
レポート
マイコンカーラリーオープンセミナー「画像処理によるMCR基礎編」を開催しました。今回の主題は、第2回電通大杯優勝マシン公開で、講師は製作者の林 雄一氏(自由工房OB)が勤めました。
受講されたのは、和歌山県立田辺工業高等学校先生です。熱心な質問に応えながら、画像処理の基礎を説明しました。
画像処理は、画像取得後の処理技法によりロボット(マイコンカー)の動きが大きく変わります。この処理技法が、製作者によって異なる点に面白さがあります。
今回の講演内容では、画像取得方法を分かりやすく解説した点が好評でした。カメラとマイコンボードの配線を詳しく説明し、実際に接続してもらいました。そして、パソコンと通信し、画像取得と数値化を体験していただきました。
コース走行のプログラムを説明しました。実際にコースを走行し、安定させるための制御プログラム等を検討・実践してもらいました。
マイコンカーラリーはキットベースにしているため、マイコンの理解が弱い方が多いようです。そのような方にとってマイコンとカメラの接続(画像取得)制御は、新鮮なテーマになると思います。
ワークショップ型の講座のため、座学だけでは判らないこともその場で疑問点を解消でき、好評でした。セミナー後に、工房鍋に参加していただき懇親を深めました。
スナップ写真
受講者からの感想
- 画像処理に関する講座は、3回目です。いろいろな話を聞けてよかった。
- これから取り組める気がした。
- ありがとうございました。