2009年12月6日 ロボット相撲オープンセミナー
レポート
今年予定されていた最後のセミナーを行いました。ロボット相撲高校生の部全国大会が11月14日に実施され、残すは12月20日に東京国技館で開催される全日本の部全国大会のみとなっているため、参加者はいつもより少なかったです。自立型ロボット4台、ラジコン型ロボット2台、参加者は10名でした。
自由工房からは、ラジコン型に 富田信君(電子機械工学科2年)、自立型に高木先生が全国大会に出場します。全国大会に出る選手は、最終調整を行いました。残念ながら今年の全国大会出る事が出来なかった選手は1月に開催される電通大杯に向けて、改良点を見つけることがセミナーの主目的となりました。
三重県伊勢市から、高校時代にロボット相撲に取組んでいた社会人の方が参加してくださいました。前回のセミナーに参加し、非常に参考になったので、今回も来てくださったということです。
わざわざお土産に「赤福」を持って来てくださいました。彼は、すでに来年の大会に焦点を合わせているそうです。
今回は、参加台数が少なかったため、総当たり式で試合を行いました。6台の台数で総当たりをすると、各ロボットは5台と戦うことになります。これは、地方大会や全国大会でトーナメント決勝までと、ほぼ同じ試合数になります。試合流れだけではなく、ロボットの耐久性、消耗品の交換、メンテナンス性など、本番さながらの体験ができました。
個人はもちろん、学校でも、複数のタイプが違うロボットと試合をする機会はなかなかないため、参加者の方々にはとても好評でした。セミナーの経験を活かし、各自、次の目標に向かって邁進して欲しいと願っています。
試合の後、お土産の赤福とリンゴを食べながら、この日の試合内容をビデオで確認しつつ懇親を深めました。
試合結果
優勝 | 大電通大智 | 自由工房 畠中一輝君/電子機械工学科2年 |
準優勝 | 鈍-BT | 個人 南 隼人氏 |
3位 | 大電通大平侍 | 自由工房 平窪一貴君/電子工学科3年 |
スナップ写真