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「プロジェクト」カテゴリーアーカイブ
定例ミーティング
あけましておめでとうございます。本年も大阪電気通信大学 自由工房の活動を応援してください。よろしくお願いします。
年末年始の帰省お土産をいただきながら、新年初のミーティングを行いました。
ロボット相撲プロジェクトから第22回全日本ロボット相撲大会の報告、レスコンプロジェクトから、SI2010の報告がありました。マイコンカーラリープロジェクトは、電通大杯に向けたマシンの試走をしました。
高木先生からメッセージ
明けましておめでとうございます。
このように年明けは、ちゃんと挨拶をして区切りをつけますね。こうして気持ちを正して、新しい目標に邁進するのは、とても重要なことです。
私は、自由工房はこれから第2のステップに進んでいくと感じています。
5年前に発足した時は、工具も材料も部屋もありませんでした。これまでの5年間が、第1ステップです。
去年は、レスコンプロジェクト、ロボット相撲プロジェクト、マイコンカーラリープロジェクトが、とてもいい成果を出しました。
皆さんが日々いい活動をしているのを、学内だけでなく他大学の方や高校生達が見ています。中には、自由工房の活動を見て入学してくる新入生もいます。実際、来年度は、全国大会で活躍し実績を上げている新入生もやってきます。
自由工房が大会でよい成績を上げれば、君たちに憧れて本校にやってくるメンバーが増えるんです。
そういう新メンバーが増えるこれからが、自由工房の第2期となります。今いるメンバーにとって、新メンバーは大きな起爆剤になると、私は期待しています。
新メンバーの中には、もしかしたら君達よりもいい実績を持っている人もいるでしょう。そういう新入生達を先輩としてどう指導していくか、よく考えてください。
「年が上だからセンパイだ」と威張るのではなく、本当の意味での先輩後輩関係を築いてください。
リーダーは優しいだけでは、務まらないのです。時には厳しいことも言わなければならない役割です。その結果、憎まれることもあるかもしれませんが、それも必要な経験です。
今は、他人を傷つける、嫌がられると、厳しい指導をしづらい傾向にあります。そういうあやふやな人間関係だけでは、お互いに成長ができないんです。
そのためにも、新メンバーを指導するだけの努力をして、心技ともに強くなってください。
後輩を指導するためには、まず自分達が指導するに値する努力をしなくてはなりません。後輩に「遅刻しないように」と言うのであれば、まず自分自身が時間厳守です。「もっと努力しろ!」と言うためには、自分が頑張っていなくちゃなりません。
まず自分が規範を示すという厳しさで臨んでください。新年を機に気を引き締めて、自分のためだけでなく、人のため、自由工房のために活動していきましょう。
今年も切磋琢磨して、お互いが成長していきましょう。
今年の反省・来年への抱負
- 第22回全日本ロボット相撲大会のラジコンの部で3位に入賞しました。「優勝も狙えたのに・・」と思うと悔しいです。全国大会を勝ち進んで得た経験を活かして、来年は横綱を目指したいです。(石川聖卓君:電子機械工学科1年)
- 全国大会出場権を得て、両国国技館で戦えたのにブレード破損で一回戦敗退したのが悔しかったです。来年は、横綱を目指す意気込みで頑張ります。(山中拓也君:電子機械工学科2年)
- 今年の活動には、終盤気が抜けたところがありました。それが、結果に出てしまいました。来年は初心に返ってがんばります。(富田信君:電子機械工学科2年)
- 新作マシンを作りましたが、勝てませんでした。来年度はマシンの完成度をUPして、勝ちに行きたいです。(大林尭史君:電気電子工学科2年)
- 初めて全国大会に出場しました。1回戦で負けてしまって悔しかったけれど、自由工房に入って、本当によかったです。(魚井成晃君:機械工学科1年)
- 全国大会を目指して1年間頑張ったが、最後の一歩で届きませんでした。来年は、まず1月の電通大杯で優勝し、その勢いで両国国技館を目指します。(畠中一輝さん)
今年の反省・来年への抱負
- 今年は2チーム参加で、賞をたくさん取りいい結果を出せました。来年も、この勢いをつなげていきたいです。(浦野蒼士君:電子機械工学科2年)
- 初めてレスコンに参加し、今まで活動してきた人たちのおかげで結果を出せました。来年は自分がチームの主力として活動し、賞を狙っていきます。(三輪好輝君:情報工学科3年)
- 高校時代からやっているので、レスコンで大賞を取るるのがどれだけ難しいか知っています。自由工房に入って1年目で大賞を受賞したことが非常に嬉しかったです。(中井智貴君:電子機械工学科1年)
- レスコンプロジェクトの一員として大会に参加できて、嬉しかったです。来年は、自分が設計したロボットでベストロボット賞を取りたいです。新メンバーが入ったら、後輩を育てていきたいです。(上殿泰生君:機械工学科1年)
- チームが大賞を取って嬉しかったけれど、自分は体調不良などで貢献度が低かったのが残念です。来年は、もっと積極的に頑張ります。(浦中 雄大君:電子機械工学科2年)
- 今年のレスコンは、2チーム揃って素晴らしい成績でした。来年の忘年会でも、「去年よりも、今年の方がもっとよかった」といえるように頑張っていきたいです。(中森智史君:電子機械工学科1年)
- 僕は、来年もずっと「ゲルマニウムのような存在」でいたいと思います。(鹿島健吾君:電子機械工学科1年)
※「効果があるのかないのか分からないけど、そばにあると安心できる」 の意味
忘年会
自由工房有志で忘年会を開きました。会場は、新世界にある串揚げ「横綱」です。総勢19名で、一年間の反省と来年の抱負を語りつつ393本の串カツを平らげてきました。店の前で、幸福の神様であるビリケンさんを囲み記念撮影しました。
林さんからのメッセージ:
今年は各プロジェクトが、最高に輝いていました。ゼロからスタートした自由工房でしたが、みんなで技術に磨きを掛けてきたから出せた結果です。けれど、まだまだ磨き始めたばかりだということを忘れてほしくありません。これからも互いに磨き続け、来年も輝きたいです。そうして、自由工房はすごいところだと学内外に知ってもらいたいです。
高木先生からのメッセージ:
今年は、各プロジェクトが非常によく頑張って、よい結果を残しました。
5年前、工具も道具も何もないところからスタートした時のことを考えると、環境が整いメンバーも揃った今は本当に恵まれています。
恵まれた環境の中で、目標を持ち技術を得て、夢を叶えていく。そのために努力し続ける素晴らしさを忘れないでください。
来年は、ロボットを作り、勉強を頑張り、デートもして、やりたいことを全て叶える意気込みで行きましょう。
SI2010発表
東北大学で行われている「第11回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2010)」 において、高橋裕一朗君(情報工学科3年)と浦野蒼士君(電子機械工学科2年)がそれぞれ自由工房のレスコンプロジェクトの取り組みについて発表しました。