月別アーカイブ: 2011年3月

春休みの今が、一番モノづくりを集中してやれる期間です。来年度の競技会に向けて、この２〜３週間が勝負なので、各プロジェクトが頑張っています。

高木先生からのメッセージ

各プロジェクトが、毎週、ロボットの開発状況を説明してくれています。

しかし、私自身は、聞いていても30%くらいしかイメージがわきません。頑張っているのはわかります。工夫していることも伝わります。でも、具体的なことが伝わってきません。

先ほど中井君に対して「強度があるのか？」という質問がでたのは、発表したことが伝わっているからです。

ほかの人の発表は、ちゃんと伝わってないから質問がでないんです。

せっかくみんなが集まってミーティングしているんですから、伝わる発表をしていきましょう。いい発表をすれば、みんなから意見をもらうことができます。

その意見を参考にして採用するかどうかは、もちろん製作者の判断です。すべて受け入れる必要はないけれど、客観的な意見には何か得ることがあります。

そのためにも、わかりやすい説明を心掛けましょう。

本体設計をして、車体のフレームが完成しました。大きいのが２号機、小さいのが４号機です。２台のマシンが協働してダミヤン救助にあたります。（上殿泰生君：機械工学科1年）

今年１年使ったマシンの整備として、前板やギアボックスの修理をしています。前板は完成し、今はギアボックスを作成中です。（魚井成晃君：機械工学科1年）

昨年度使用実績のあるアームを、今年のマシンに搭載するよう調整しました。アームの開発効率をアップし、足まわりの研究に時間を掛けます。（中森智史君：電子機械工学科1年）

１号機は偵察ロボットです。救出・搬送機構は搭載しません。早く現場に到着するように軽く作りました。サスペンションの役割をするバネの強度を、検討中です。（中井智貴君：電子機械工学科1年）

各図面を作りました。来週は、図を元にしてパーツの作成に入ります。材料は、在庫があるのですぐに入れます。他のメンバーの工作機械使用スケジュールと打ち合わせて、作業期間を割り出します。（安慶名将君：電子機械工学科2年）