全国大会前に設計していた回路と中継基板を外注に出せるように見直ししています。(平窪一貴君:電子工学科3年)
先週は休みでした。各メンバーが来週の予定を立てて、月・火・水で集中的に作業を行います。ロボット相撲プロジェクトのメンバーと工作機を上手に使い分けて、スムースに作業ができるように工夫していきます。(石村仁志君:医療福祉工学科2年)
ダミヤンを救助するための重要機構ができました。アームでダミヤンの脇を抱えて、スムースに持ち上げます。(浦野蒼士君:電子機械工学科1年)
レスコンプロジェクトチームが第10回レスキューロボットコンテストの書類審査を通過しました。今年は、「救命ゴリラ!S」「救命ゴリラ!B」のチームが、全ダミヤン救助を目指します。
組み上げた機体を参考にしながら、CADで図面を作成しています。タイヤは2時間くらいで描けました。来年は、設計時にCADで図面が描けるようになっていたいです。(岡本悠暉君:電子機械工学科1年)
車体製作の途中です。アクチュエーターで足が動いて、車高を上下できる機構になっていて、ガレキを乗り越えて走行する予定です。来週までには、走行実験ができるようになる予定です(齋藤佑一君:電子工学科3年)
ロボット相撲プロジェクトとマイコンカーラリープロジェクトは、新メンバーを迎える準備を始めました。レスコンプロジェクトは大会に向けて、急ピッチで製作を進めています。
高木先生からのメッセージ:
作業の進捗報告を聞いていると、部品や外注の納品待ちをしていることが多いようです。例えば基板を外注に出したら、納品までには通常2〜3週間かかります。待ち時間で、開発作業が止まるというのは時間のロスです。企業では、一番まずいパターンです。
こうした無駄な時間を作らないためには、計画性が重要になります。
初めてロボットを作る人は、図面を描くことが「設計」だと思ってしまいます。そうではありません。工具管理や部品発注管理を含めた、工程全体の管理までが設計です。
機体のイメージが固まれば、必要な部材や工具・消耗品も割り出すことができます。これをちゃんとやらないと、待ち時間が生まれてしまいます。つまり、設計をいい加減にしているから、後から足りないものがでてくるわけです。
部品発注は、早めにやりましょう。口頭で私に伝えてもダメです。正式なフォーマットに従って記述し、責任者に伝えてください。工具関係の消耗品も、忘れずに手配しましょう。そうしないと、以降の工程がどんどん狂ってしまいます。
春休みに速やかに作業ができるよう、2月中に部品の発注をしておきましょう。
1号機の車体ができました。今後は、ダミヤンを救助するため機構や、ガレキを除去するためのアームを製作します。 (浦野蒼士君:電子機械工学科1年)