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月別アーカイブ: 2012年12月
定例ミーティング
薦田先生からのメッセージ
自由工房のミーティング発表では数字の話がでてきません。ロボットに不具合があっても、あちこち触っていたら、なんとなく直ったという報告です。
モノをつくるときには、検証が大事です。企画設計の段階で、目標とする数値を設定して作ります。その期待値がでない場合は、どこに原因があるのかをちゃんと説明できなければ、顧客は納得してくれません。
そういう意識を持ってものづくりをしないと、いつまでたってもそれができるようにはなりません。
モノづくりは理論で成り立っているのだから、それを逆に追っていけば、不具合の原因が掴めます。トラブルがあった時にいかに解決をするのか? それがモノづくりです。その経験を重ねることで、スキルアップします。これは社会に出れば必ず要求されるスキルです。意識を持たずにいなければ、人間は変わりません。日ごろから心がけて、活動していきましょう。
レスコンシンポジウム2012
神戸市立青少年科学館で開催された「レスコンシンポジウム2012」に行ってきました。
永谷先生(東北大学大学院)のご講演は、コンテストで培った技術が、レスキューロボット研究開発の役に立つ事例で、非常に興味深かったです。
次回、第13回レスキューロボットコンテストの詳細も発表されました。1月末の書類審査締め切りに向けレスキューコンセプトやロボットの設計を見直していきたいと思います。
機体完成
自分で設計した基板に、センサをつけてロボットを完成させました。FET回路を2つ用意し、モーターが性転・逆転、フリーができるような回路にしました。センサは6個搭載しています。あとから、4個増設できるようになっています。これからプログラムを移植し、来週か再来週には動く予定です。(西原琢也君:電子機械工学科1年)